「ナムアミダブツ」の語源は、梵語からきている。


 「ナム」は敬礼する、帰依する、

 「ア」は否定の接頭辞、

 「ミダ」は計量する、推し量る、

 「ブツ」は悟りをひらいた者、という意味。


 つまり、「アミダ」で推し量ることができないもの、認識することができないものとなるわけだ。


 まとめると、「南無阿弥陀仏」は「人知で推し量ることのできない絶対者に対し、敬虔に帰依します。」という意味になる。