毎月18日は、観音様のご縁日。大観密寺では、ご祈祷の前に和尚さんの法話があります。
ご祈祷やお祓いも大事ですが、こういったお話も好きで、参加する時は必ずご祈祷だけでなくこの法話も聞くようにしています。(ただし、前に聞いたのと同じ話だとがっかりです。)
初めて出席した日、永澄先生が「永澄会は止めて、これからお話会にしていきます。」とおっしゃっていました。
それで、法話・ご祈祷・お話会の3点セットで楽しめると思い、以後 都合がつく時は参加するようになりました。(ただし、「お話会」は必ずあるとは限りませんでしたが。)
そこで気になったのが参加者数です。
法話からご祈祷になると、参加者が倍位に増えるのです。ご祈祷には関心があっても、仏教の話には興味がないという人が多いということでしょうか?
確かに、邪気を祓うなど呪術的なことも大切ですが、自分自身で問題を解決するためには、それなりの努力(または修行)が必要であり、正しい努力をするためには八正道(正見・正思・正語・正業・正命・正精進・正念・正定)の知識が必要だと思うのです。
「困った時の神頼み」もいいですが、トラブルに巻き込まれないように、日ごろの努力(修行)を怠らないことが大切だと思います。