リビングのゴミ、洗面台などゴミ、とゴミ集めをしていて、キッチンのゴミを集めようとすると、水切りカゴに置いてある乾いた食器が気になり片付け始め、さらにお湯を沸かそうとヤカンに火をかけ、その間に夕食用のお米を炊飯器にセットして、と最初のゴミ集めは中途半端にしたまま、目についたことをだんだん進めていくことが多いです。
ようは一つのことを最後までやり切らずに次々と物事に手をつけていく傾向が強いというか。
これは活動宮のTスクエアによるものだろうと考えます。
いけだ笑み先生の「ホロスコープが読めるようになる西洋占星術」の活動宮のTスクエアについての記載がまさに私そのまんまなのでその一部を引用します。
一方向に走り出したかと思ったら、第二、第三の急務からの横槍が入り、「どれもこれも今すぐ着手した方がよさそうで、後回しにはできない」という客観的な声まで入り込むため、片時も休まらずに奔走する状態になりやすい。
エネルギーが分散する為、一つ一つは雑になるかもしれないが、とにかく仕事が早い印象を他者には与えます。
仕事が早い印象を与えるかどうかは別として、同時進行で色々やろうとする部分を見て「すごい」と言ってくれる人は多いかもしれません。
蠍と射手に天体が集まりホロスコープの天体が一極集中型の仕事の知人もそんなふうに言ってくれるうちの1人ではありますが、一つのことに集中する力をお持ちであるが故に他のことが見えなくなりがちなタイプからすると、マルチタスクがどちらかといえばできてしまう自分の性質は賞賛に値する部分なのかも。
木星を頂点とする月と金星のTスクエアであり、6ハウス金星と12ハウス月の「サポート軸」でのオポジションであることから、「お母さん業」や「主婦業」というのは、好きかどうかは別として、なんだかんだと上手く回しているように思います。
こういう立場って、便利屋さんというかイレギュラーな対応だらけで一つのことに集中することが難しいですが、なんだかんだとこなせるほうかもしれません。
木星が入ってくるので、よくも悪くも適当さを自分に許しているというというのも大きいです。
タイトなハードアスペクトはそこを意識しやすい分、しんどさを伴うこともありますが、このTスクエアがあるからこそ、今の自分がいるんだろうなと感じます。
おそらく12ハウス月と6ハウス金星のオポジションだけでは、家のことや子育てだけで精一杯で働き続けることは難しかったけれど、活動宮のTスクエアっぽく、「あれもこれも」と自分のキャパシティを考えず、気になったことに対して手を広げていった結果、気づけばこなせるようになっていた感が強いです。
どこか欲張りというか、自分の課題でもあるんですが、「手放す」「諦める」ことが苦手で、「まずはやるだけやってみる」という方向に行きがちです。
ちなみに冒頭に書いた、ゴミ集めからの一連の流れを出勤前にやることで、会社に着くのはいつもギリギリ。
正直に言えば最近は1分遅刻、なんていうのが度々あります。
寒くなって着るものが増え、着替えに時間がかかるようになっている分、ペース配分がこれまでどおりではいかなくなっていることが理由かと思われます。
ここがハードアスペクトの難しいところというか、遅刻レベルのギリギリの時間なのに、それでもあれもこれもとなってしまう点。
そこは改善が必要で、流石に今月は遅刻が多いので、やり方を変えようと考え始めています。
朝の動き始めの時間を10分早めるとか。
ただここは塩梅が難しくて、余裕を持たせすぎるとその分、いつも以上に目につくことに対してやろうとしてしまい、結果、時間がギリギリになるという摩訶不思議な現象が起こります。
活動宮のTスクエアについて書きましたが、私のチャートには6ハウス山羊水星と12ハウス蟹土星のタイトなオポジションもありまして、これらに対してトランジットの牡羊天王星が加わり活動宮のTスクエアが形成された時期は、私にとって仕事における大きな転換期となりました。
もちろんこの配置だけではなく、アセンダントにソーラーアーク火星がコンジャンクションしていたりと他の大きな影響もありましたが、この時期自分の仕事内容が大きく変わり、前任者がすでにいなかったこともあり締め切りに追われながらも実務の中で新しいことをどんどん覚えていかなければならないというハードな状態でした。
ただ周囲の「人」には恵まれていたので、ハードながらも楽しかったですし、これまでの与えられた仕事から、自分の裁量で大部分を進められる仕事への転換ということもあり、プレッシャーはあったもののやり遂げた時の達成感も大きかったです。
余談ですが、この直後にネイタル月にトランジット冥王星がオポジションとなり、入院することになりました。
t天王星を頂点とする、水星と土星の活動宮のTスクエアですが、土星天王星の組み合わせは緊張を表しますし、それが神経を表す水星に対して負荷をかけていたともいえるので、n月に対するt冥王星のオポジションでそれが体調不良として表面化したように思います。
遅刻したり、体調を壊したりと、もちろん弊害はあるものの、活動宮のTスクエアをお持ちであったり、時期的にプログレスやトランジットで形成されるような時は、物事を一気に進めたり広げるようなタイミングとしては適しているかもしれません。
もちろん焦燥感もそこには伴うと思いますが、活動宮の牡羊、蟹、天秤、山羊は季節の始まりを担当するサインであるが故に、物事を動かすエネルギーも大きいです。
特に上記に挙げたサインの0度付近の天体が絡む場合はその傾向が強くなります。
活動宮のTスクエアに限らず、例えばプログレスの天体が上記のサインの0度付近に来た時、特に太陽や火星あたりだと、気づけば動いていた、なんてことがあるかもしれません。
もちろんプログレスの月の位置によっては、無理やり引っ張り出された感があったりする場合もありますが。
まとまらなくなってきたので、このへんで締めようと思います。