ある中学一年生のいのち | いとうのL.P.

ある中学一年生のいのち

 一昨日の19時頃、私の住んでいる小さな田舎町で、痛ましい事件があった。この春に中学生になったばかりの男の子が、友人とマンションの廊下で遊んでいて、12階から転落死したのだ。なぜ転落したのか真相はまだわからないが、同級生たちの話しでは、たいへん活発な男の子であったそうである。かけがいのない一つのいのちが失われてしまった。まだこれからの長い人生、したいことはいっぱいあっただろう。彼の無念さ、親御さんの悲しみを思うと涙が出る。

憲法九条を改悪して、日本の軍隊が外国で戦争できるようにするべきだという人であっても、人のいのちや平和は大切だと言う。 「国民のいのちを守る」ためだと言う。その考えは矛盾しているのではないかと思う。戦争になったら、多くの人のいのちが奪われる。自然災害や不慮の事故で亡くなるのではない。人間が人間に武器の照準を合わせて故意に引き金を引くのである。国家による殺人が、公然と行われるのである。

 外国で日本の軍隊が戦争することによって、なぜ人のいのちが守れるのか、戦争が平和なのか。
人のいのちが大切だと思うのなら、平和を大切だと思うのなら、もう一度考え直して欲しいです。