リンパケアは万能薬ではありません

こんにちは！

人生を楽しく送る人を増やしていく専門家・伊藤智彰です。

クライアントさんとお話しているとたまに出てくる言葉があります。

「リンパケアをやっているのに・・・なんで私まだ痛みがあるの？」

「やっぱりリンパケアでもダメなのね・・・」

施術もセルフケアの事も含まれます。

こうした発想になってしまう方はまず、大きな勘違いをしている事に気付いて頂きたいんです。

リンパケアは万能薬ではないという事
→リンパケアは筋肉をやさしく緩めて肩こりや腰痛で困っている方が楽になり、循環が改善する事により、内臓系の症状なども変化する事が多々あります。
ただ、あくまで健康法の一つです。薬でも手術でもありません。
他の要因で悪くなっている可能性
→いくらリンパケアのセルフケア・施術が有効でも、日常の姿勢が悪い、体の使い方、喫煙・食生活・お酒・電磁波・常備薬・その時の行動量・・・などいくらでも悪くなる要因はあります。それを「リンパケアだけやってれば良くなるはず」という事はありえません。もちろん、それでも良い方向に向かうケアなのは間違いありません。
良くなっているのに気づいていない
→そもそも良くなっているのに体感が鈍く、良くなっていないと感じるケースです。これはよくあります。また「一番気になっている痛みが取れなければ変化していない」と捉える方は、他の箇所が良くなっても納得できないでしょう。改善も順序があります。「今ここ」の感覚を身につけていく事も大切です。
時間経過という改善
→人によって不調の度合いは違います。簡単に肩こりがなくなる人もいれば、少しずつ良くなっていく人もいます。少しずつ良くなっていく人の場合、クライアントさんが「リンパケアならすぐ良くなるはず」と思っていると期待外れになってしまうでしょう。そもそも人の体は十人十色。内臓が原因で肩こりの人もいれば、生活スタイルで肩こりの人もいる訳です。細胞も生まれ変わるのに時間がかかります。少し待ってみる、というのも大事な要素です。