合唱の伴奏について
どうも、いとうです。
気が付けば2月に入って1週間が過ぎました。
迫りくる卒業シーズンです。
当教室の生徒たちも卒業する側(6年生)、そして送る側(5年生)がいます。
毎年「ピアノ伴奏、しないの?しないの?」と訊く私でしたが、
今回6年生2人が卒業式、5年生1人が6年生を送る会で伴奏をすることになりました。
大歓迎です
先程「伴奏しないの?しないの?」と訊いていると言いましたが、弾いてほしいんです。
伴奏の話があったら「ハイッ」て手を挙げてほしい。
本当に伴奏にチャレンジする子の努力たるや!
「どうしたの!?」ってくらい、練習してきます。今までの、ちょっとおサボ(失礼)がウソのよう
わかるわぁ。先生も昔そうだった!
でも、理由はそれだけじゃありません。
ピアノはひとりで弾いても楽しい。楽しいけれども、みんなと共有する音楽は、もっと楽しい
歌と伴奏が合わさった時の心地良さを、知って欲しい。指揮と合唱と一体となって、みんなで作りあげる音楽を、体験してしてほしい。
そんな思いがあります
それにしても、今回の伴奏レッスンは、実にドタバタでした
冬休み直前、「冬休み明けにオーディションがあります。」
これは、ちょっとビックリしたけどまだいい。
「冬休み、頑張ろうね」と。
冬休み明け「2週間後にオーディションがあるので、挑戦したいです」
えー!!2週間後〜?
レッスン2回しかできないのー?
これは急がなきゃあ〜
と驚いていたら、小5女子(我が娘)「私も6年生を送る会で伴奏したいんだよね。」
「ん?そうなの?」
「オーディションあるよ」
「んん?いつ?」
「1週間後」
「……んんん?」
これには最大の驚き
1週間で譜読み、仕上げをしてオーディション?間に合う?
もう必死の練習。
娘の前では普通の母なので、基本練習に付き合いませんが(鬱陶しがられるので)
今回ばかりは娘が「教えて」と言うし、時間も無いしで、私も付き合いながら急ピッチで練習。
その間に、娘のピアノの先生(別の教室で習っている)にもお願いして、教えてもらいました。
なんとか、なんとか間に合う…かも…!
そして、オーディション3日前。
「オーディション、イントロ部分だけでいいんだって」
………ズコーーーッ…
「まぁ…頑張って?」
なにはともあれ、1番波乱のケースだったのは我が娘でした。
他の生徒達には、私が演奏動画を撮って、送ったり、生徒が自宅で弾いている動画を送ってもらって、アドバイスしたりしました。
そしてオーディション、合格
みんな、これまでに無いくらい、本当に頑張っていました。
私はそれが嬉しかったです。
私も昔、学校で伴奏をしたことを、今でも憶えています。
きっと生徒たちも、大人になってからもいい思い出として、記憶に残るでしょう。
当日も頑張ってね。
最後になりましたが、卒業生のみなさん、
ご卒業おめでとうございます
こんにちは。
いとうピアノ教室 講師、いとう かなこです
こどもの「できた!」を育むピアノ教室