18日午前中の雨雲の様子

台風14号は丸い形を保って九州の南を北上していました。
関東も非常に激しい雨が降り、
午後1時過ぎに東西線の飯田橋⇔九段下で線路の冠水が発生。
東京駅構内も天井からの水漏れ?が発生したようです。
 
台風は13:30頃に屋久島付近を通過しました。
 
屋久島の気圧はアメダスの10分値で13:10に928.3hPaを観測
屋久島は12時に最大風速36.4メートル 11:51には最大瞬間風速50.9メートルを観測
九州・中国・四国でアメダス設置以来最も強い風を観測したところも。
台風は丸い形を保って北上し、関東にも湿った空気の流れ込んでいます。
 
宮崎県内、15:10に大雨の特別警報が発表されました。
 
その後、日付が変わる頃にかけて相次いで市町村に特別警報が出されています。
5回目として発表された町や村
夕方ごろからは相次いで宮崎県で線状降水帯が観測されました
  
 
台風14号は18日19時ごろ鹿児島市付近に上陸しました。
 
 
21時
22:30
 
宮崎県美郷町では24時間で700ミリ近い大雨になっています。
台風接近前から湿った空気でまとまった雨が降っていたので、
48時間の雨量は832ミリになっています。降り始めからの雨量は935ミリに。
 
土砂災害が発生していてもおかしくない状況の地域もあります。
辺りが暗い夜間で、状況の把握が難しい中、避難するのも危険です。
 
宮崎県内を流れる川や球磨川では氾濫の危険が高くなっています。
日付が変わった後は、熊本県内でも線状降水帯が発生しました。
台風は19日0時には「強い」勢力になりましたが、まだ強風域が広く「大型」
九州のほぼ全域と中国四国の一部が暴風域に入っていて、
時速は20キロとまだ自転車並みです。
 
きょうはこの後九州北部を北上し、山陰沿岸から日本海に出る可能性が高いです。
台風の進路に当たる地域は暴風や大雨の他、高波・高潮にも要警戒。
高潮の特別警報が出されている地域です。
 
1時の雨の範囲
明朝6時の予想
午後の予想。
台風の進行が遅いのと、吹き返しの風もあって、九州や四国はまだ激しい雨が降る恐れ。
引き続き大雨に警戒が必要です。
 
雨や風の音で不安な夜を過ごしている方、
停電が発生してしまっている地域の方はかなり蒸し暑いかもしれません。
(東京も蒸し暑い)
窓を閉め切っていると熱中症の恐れもあります。
なるべく水分をとったり、首を冷やすなどして熱中症にも気を付けて下さい。
 
ラジオもお供に、なるべく身体を休めて下さいね。