沖縄のバス 東京で、しっかり乗り継ぎなどを計画しました。
那覇⇒宜野湾は絶対に逃さないように、バス停も前日に下見をし、当日も10分前集合を心掛けました。
ところが、あれほど呪文のように覚えていたバスが「土曜運休」。
慌ててグーグル先生に訊きなおしたら、
1分後に別のバスが来るとのこと…
もし、10分前集合してなかったらと珍しくしっかり行動した自分を褒めました…いつもはギリギリ生活
宜野湾から普天間宮へのバスでは目的地で降りそびれるという失態があり、
次に名護に行くには細心の注意を払いました。
…というのも「北中城村役場」で降りて高速バスに乗り換えという大ミッションが待ってたんです。
東京にいるときから何度も地図を見返したんですが、ちゃんと高速道路上のバス停に行けるか心配。
まずはお目当てのバスに乗ることが大切です。
普天間のバス停で 目的地「名護バスターミナル」で待ち合わせをしていた方に連絡。
「ちゃんとバスが来たら大丈夫そうです。また高速バスに乗った時点で連絡します」と電話しました。
ところが、お目当てのバスの時刻表がない…
先にバス停にいた女子高生に「ここに61番のバスきますよね」と訊くと、にっこりうなずいてくれました。
ところが、待てどもバスは来ない。
そのうち5~6人の高校生がバス停に来ました。
心細くなっている中、曇り空から雨がポツポツ。
す・る・と、
一人分空けて座ってた女の子が、黙って私にも傘をさしかけてくれたんです。
この奥ゆかしさがかわいい…
折り畳みの傘を持ってたのにめんどくさがってた私、このまま女の子の傘に甘えることにしました。
相合傘をしながら「ありがとね、きょうは部活?」と話しかけてみました。
「はい(はにかみながら言葉少な)」
「何部?」
「吹奏楽です」
沖縄は高校野球も盛んだから「野球の応援にいったりするの?」と話を膨らまそうとしたら
「コロナで行けなくて」
ゴメンナサイ
そうだよね、おばちゃん、余計な質問してしまった…(コロナ禍に入学した一年生でした)
その後、雨が止んだので
「ありがとう。もう閉じて大丈夫かな?」と相合傘を解消したら、
再びポツポツ。
私はもう大丈夫だったけど、女の子は「一滴でも濡れたくない」子だったかもしれない…。
それなのに私がもう要らない空気を出してしまったから、この子も傘をさせなかったら申し訳ない
早くバス来て~~
と心苦しさでいっぱいになりました。
そうなんです、他にもいろいろと会話ができて、雨が止むほどバスがホントに来ない。
そうなんです、他にもいろいろと会話ができて、雨が止むほどバスがホントに来ない。
これなら鍾乳洞も神宮寺ももっとゆっくりお参りできた。
明らかに高速バスに乗れない状況になったころバスが到着女の子とお別れでした。
目的地の北中城村役場でおりました
降りるとき「名護への高速バス乗り場は、高速道路くぐる形ですか?」と訊いたら
運転手さんが「さぁ…会社が違うと全然わからなくて」と。
ひとまず、暗記したルートを目指してみました。(以下、あまりの心細さに写真をとってみた次第です)
木の向こうに高速道路、手前に高速バスのりばへの看板。これ、高速をくぐる道あるのかな?
看板、まっすぐは立ち入り禁止。でも看板の方向にも柵があります。この案内板の方向を見ると…
心細かったけど、女子高生との心温まる出会いがあり、それほど遅刻せずに(しかもお安く)名護にも到着できたし、
結果、ありがたい思い出になりました。
名護から古宇利島に行きました。
以前、お世話になった方に6年ぶり?で会えました。
ちょうどコロナが収まってた時期で良かった~。