東京はたまに青空がのぞきましたが、ほとんどは曇り空
ワクチン接種で安静にしている間、前線が延びて活動が活発に…
きのうの夕方以降、九州で非常に激しい雨が断続的に降っています
きょう未明から早朝
きょうの午前中にはだんだん雨雲が線状に組織化
九州北部に線状降水帯がかかって
13:59線状降水帯発生による顕著な大雨に関する情報が
福岡と熊本に発表されました。(筑後地方と熊本地方)
3時間の解析雨量をみると線状降水帯の条件を満たす状況でした
夜9時の状況、北陸などでも雷雨になっています
きょうの1時間雨量と24時間雨量
九州北部では土砂災害の危険度が高まっている地域も
最新の状況はこちらでご確認ください
雨をもたらしてるのは秋雨前線、きょうは広く雨で暑さが収まりました。
オホーツク海高気圧が現れて、北海道は寒いくらいになっています。
旭川の最低気温は9.6度。10度を下回ったのは6月2日以来です
沼川は2.6度まで下がりました。土曜日の最高気温は8月として記録的に高かったのに…
その冷たい空気と前線の南にある暖かく湿った空気で前線活動は活発。
(水蒸気画像で白いところほど、激しい雨を降らせるポテンシャルあり )
この先の予想を見ると、
午前4時
朝9時
お昼
と
発達した雨雲が次々かかる予想です(この通りになるとは限りません)
こまめに更新して確認してください
すでに九州北部では災害が発生しているところもあり、
復旧や確認なども必要かと思いますし、
新たに危険な状況になって避難が必要になることがあるかもしれませんが、
もし移動する場合は、
先々の雨の予想も参考に、
日中で雨が弱い時間帯に移動するようにしてください。
「梅雨末期」という表現が使われていますが、
これは過去に大きな災害が発生した状況を思い起こしてもらいたいからだと思います。
近年、お盆の時期に台風由来ではなく大雨になることは少ないですが、
梅雨末期には
西日本豪雨・九州北部豪雨など長く続く雨で広範囲に災害が発生しています。
過去に災害が発生した地域だけでなく、
土砂災害警戒区域では「ここは大丈夫」と思わずに早めの安全確保を
まだ雨が続く予想です。
最新の情報や交通情報などもご確認ください。