先月下旬、原元美紀さん主催の「女子アナ講座」で講師をつとめました。
美紀ちゃんは何度か登場してますが、
大学時代のアナウンス学校の同期。
クラスは違ったんだけど、パッとみて
「こういう子が試験に合格するんだろうなー」と感じた
同期のエースの一人です。

(これも何度か書いていますが、もともと天気予報しかやりたくないと言っていた)私は、途中で受験をやめ、一般企業に就職してから、
気象予報士になりました。

美紀ちゃんはフリーアナウンサーになってからも仕事が途切れず、
いまは後輩を局アナに育てることもしている…ホントに
誇らしい同期です。

そんな同期と
こうやって長い年月を経て、一緒になにかができるって嬉しいな、とお話をもらったときに喜んで引き受けました。

私が気象予報士としてテレビラジオに出演するとき、
アナウンサーと掛け合うことも多く、
またアナウンサー向けの原稿を書いたりした経験を元に
「(アナウンサーとしての)伝わる天気予報とは」
のワークショップを僭越ながら開いたのです。

…福島・兵庫・福井など、新幹線で来てくれたひともいて、「遠くから来てよかった」と思ってもらえる内容にしなきゃ、と美紀ちゃんと打ち合わせをしました。

その日の様子


私が書いてきた仮の天気予報原稿と画面に
15秒の顔出しコメントを考えてもらって、
動画でとってみんなで振り返りました。
たかだか15秒だけど、そこで
観て下さる人の気持ちを引き付けて、
天気予報に繋げる重要な時間。
レポートなどでは、自分らしさも伝えられるところでもあるので、大切にしてもらいたいな…と皆さんにアドバイスしました。

「北日本」「北陸」などの地域区分や、
「激しい雨」「時々」の定義など、
普段なにげなく読んでいるニュースにも決まってることがある、地方局で忙しいとなかなかそこまで読み砕くことも出来ないかもしれないので、
まとめたメモを作ったり、

気象庁から色々資料をもらってきて、皆さんに説明しました。
アナウンサーとしてニュースを伝えるときにも、
防災情報を把握していた方がいいですよね。
早速、活かしてくれたなど、
嬉しい報告もありました。

参加してくれた皆さんが、さらに活躍できますように…と願ってやみません。

美紀ちゃん、このような場所を作ってくれてありがとう。