名取図書館でのおはなし会の後、ゆりあげ地区を案内していただきました。
日和山(ひよりやま)

(ここを新海監督が訪ねて「君の名は」のモチーフになったとか)
階段は昇るのが怖かったけれど、震災前から斜めになっていたところもあったそう。手すりが設置されたそうです
ご挨拶。脇の柱には
津波到達地点がありました
振り返るとこの景色、ペイントされている部分は
ゆりあげの町
この地図で「津波は来ないと思っていた」「川の向こうで止まると思っていた」「津波の避難訓練はしたことが無かった」など
体験談を詳しくうかがいました
歩道橋も設置されていました
この歩道橋の一部です。
この五差路、震災時は大渋滞してしまったそうです
 
当時の街灯が残っていました
モニュメントの高さまで津波がきたそうです
 
 
そして沿岸部のメイプル館
カナダからの支援で作られたそうです
資材もカナダ産だそう。
当時のテレビの画像なども見せていただきましたが、この映像、見なくても目に焼きついています…胸が苦しくなりました。
 
震災前後の景色。
このお話を聞くスペースの座布団
救命胴衣になります
なんと!
わたしは埼玉県の小中学校で「防災頭巾」が座布団代わりでした。
 
この場所で朝市が行われているそうです
松は当時のままだそうですが、この高いところにロープがあって「津波到達地点」を知らせていました
いまは穏やかな海
 
災害時の心理を知って、なんとか前向きに避難する心に変えなきゃな…と私自身も感じました
この景色、ニュース映像と重なって、言葉が出なくなりました。でもいまは復興へと日ごとに進んでいます。
そのことを見て聞いて知って、一部でも「体験していない自分」に取り込めたかな
今朝ラジオでお伝えして、皆さんにもその一部が届いていざというときに思い出していただけたら幸いです。
 
仙台空港、夕焼けがきれいでした
このたび、貴重な機会を下さったみなさま、ありがとうございました。