「夕立」は朝でも夜でも曇りでも

きのうの午後、太陽

そして青空

綿雲の向こうに巻雲

…と、ちょっとの青空にカメラを向けてしまうほど、最近青空を見てません。

気象庁は７月７日までの１０日間、東日本・北日本の太平洋側は陽射しが少なく、

今後２週間程度も低温と日照不足に注意を呼びかける情報を出しました。

この１０日間合計で、東京は３．９時間（平年の１１％）、熊谷１．８時間（５％）など、関東は極端に陽射しが少ない。

先週発表された1ヶ月予報でも全国的に陽射し少な目

きのう発表された異常天候早期警戒情報でも関東などは来週は気温低め。

この要因は、オホーツク海高気圧の勢力が強く、梅雨前線が南の海上に留まるため

きのうから雨や雷雨をもたらしているのは、上空の寒気

　　

寒気が強いので、地面付近と上空の温度差が大きくなり、局地的に雨雲・カミナリ雲が発達しやすくなっています。

夏の夕立は晴れて気温が上がる夕方に発生しやすいですが、

寒気による場合は、夕方に限らず朝でも夜中でも、曇りでも発生します

きょう午前1時台、そして朝６時に所々で積乱雲が発生しました

　　　

このあとも九州～甲信越で注意。

関東以北の太平洋側は低い雲が広がって、きょうも気温が上がらないでしょう

　

あすはきょうより晴れ間が出る予想です