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日没ごろに、すこし夕陽が見えました。
でもまだほとんどの空は雲が低くて
、時おり雨がポツポツ。
日の入りが早くなる時期、
できれば「夜」が来ないでほしい…と願わずにはいられません。
非常に激しい雨を降らせる帯状の雲は、
関東地方を抜けつつあります。
やや西に傾きながら、東北南部に移っています。
すでに大雨が降った関東地方は、特別警報が出ていない地域も含めて
雨が収まった後も、地面がこれまでにないような雨を含んでいるところもあり、
雨のピークから遅れて土砂災害が起こる恐れもあります。
大きな川の下流はまだこれから水かさが増す恐れもあります。これから激しい雨の中心になる東北地方は、
①短時間で道路が川になったり用水路など細い川の水かさが一気に増すような
非常に激しい雨
②降り続く雨により広い範囲の地盤が緩み、大きな川の水かさまで増すこと
ともに警戒が必要です。
夜間は、さらに災害発生に気づきにくく、避難が困難になることがあります。
繰り返しになりますが、屋内では
「建物の２階以上、崖から離れた部屋、窓からも離れる」が基本です。
大丈夫だろう…と思わずに、気象台や自治体からの情報にご注意ください。
日中いったん
晴れた甲信地方や東海地方でも
局地的に
積乱雲が発生しています。
（これは、上空の冷たい空気との間で大気の状態が不安定になる
「夕立型」の降り方です。）
これから夜間に激しい雷雨になる地域がありそうです。
停電などにもご注意くださいね。
きょうは午前４時半から臨時放送を含め１３回気象情報を担当しました。
前の記事に示したような図などを見ながら、それをどう表現するか言葉を選んで。
でも、午後から各局で報道されている空撮などを見ると、
百聞は一見に如かず、を痛感し、ラジオでできることの難しさにぶつかります
。
決壊した川からの濁流の映像は多くのことを物語ります。
この映像から得られた「言葉」をまたラジオで伝えていかないと、と思います。
とはいえ、ラジオは
目を閉じて身体を休めつつ、最新の情報も得られます。
夜、寝付けない時は是非ラジオもお供になさってください。
あしたも１時間早く出勤予定です。オヤスミナサイ
。
あ、あした関東は
晴れ間が出ると
暑くなる予想
。
服装と暑さ対策・日焼け対策も気を付けましょう。
※追記、放送聴いてくださっている皆様、きのう・きょうのコメントありがとうございます。
ブルーローズさん、実家周辺は大丈夫なようです（確かに近所の「浸水しやすい土地
」は浸水してるとニュースにも記されていました。あたたかなコメントありがとうございました。
アメブロのコメントは私が操作できないので、この欄でお礼申し上げます。