「高気圧圏内」関東周辺まで

 青一色
　これは、きのうの空、まさに梅雨明け後の夏空
 

千葉マリンで試合が終わった１６時、遠くに入道雲が見えました。


東京に戻ってくると、入道雲の上に広がる「かなとこ」の部分だけ見えました。
 

そのかなとこ雲
日没後には、こんなキレイに染まりました。
 

ねじれてる部分の陰影も素敵です。



高気圧圏内で、上空が比較的乾いていたので、夕立の範囲は狭かったです。
飛行機雲もすぐ消えます。
太陽の光に当たって白だけじゃなくて、ピンクや緑に光って見えました。
 

もうひとつ、高気圧にしっかり覆われているのが見えるのが、コチラ。
 
 地面付近が灰色に濁っています。
冬の朝に良く現れる「空気の汚れ層」です。

上空のフレッシュな空気が高気圧からの下降流で降りてくるので、
雲を沸き立たせる上昇気流は抑えられている状態です。
今朝も冬のようなキレイなグラデーション。
 

雲に隠れちゃってるけど、ちょっぴり富士山も見えました。
 

そして、今朝も「空気の汚れ層」が見えてました。（写真左下の層がわかりやすいかな）



きのうは、北陸の梅雨も明けるほど、高気圧の勢力が強まりましたが、
ことしの高気圧は安定しません。
西の方から勢力が及ばなくなってしまってます。

 すでにきのうから九州や四国で雨が降っていますが、
 　

きょうはさらに勢力が弱まり、東海や北陸西部までも曇りや雨に…

太平洋側は激しく降る恐れがあります。
九州や奄美は日曜日から、
四国から東海は台風１１号で大雨になっているところがあります。
この後の雨でも土砂災害に警戒が必要です。

高気圧圏内でよく晴れるのは関東とその周辺くらいです。

梅雨のない北海道まで梅雨前線が北上しているので、北海道も
激しい雨の降っているところがあります。
前線はあすにはまた東北に戻る予想。


このため、きょう晴れる関東や周辺もあすは曇りや雨。
 

暑いけれど、関東は今日の晴れをいったん有効活用しておきましょう。
 
きのうより猛暑日や真夏日の地点が減るかと思いますが、
湿気が多くなって蒸し暑いので引き続き熱中症にはご注意くださいね。