空高いところに薄い雲が広がって、
強めの風が少し涼しく感じました。
…「立秋」を実感
。
館林は7日連続全国1位でした。
東京は昨日も良く晴れましたが、
各地で雨が降り、局地的には非常に激しく降ったところがあります。
そして、今朝の空。
これは「彩雲」が見られそう!!
と期待してたら・・・
虹色に染まった雲。
「環天頂アーク」が見えました!!
今年2回目。
台風情報をまとめるのに
アワアワしてましたが、
これをみて
一気に元気が出ました。
ただ、これが見える…ということは、
これまでと大気の状態が変わってきてることの表れ。
台風の前後は、空の表情が目まぐるしく変わって、
珍しい光景がみられることもあります。
その台風情報です。
強い台風11号は、
今予想されるコースだと四国上陸が濃厚ですが、
最も西なら九州・最も東なら東海…とまだ不確定。
特徴と注意点は、
①勢力を保ってゆっくり北上
→暴風・大雨ともに要警戒、影響も長引く。
②本州付近に前線停滞
→台風から離れた所も大雨・激しい雨に要警戒。
前線の影響で
北海道や本州の日本海側で雨。
そのほか、
前線の南側に入る九州・四国・本州広い範囲は
暖かく湿った空気が流れ込んでいるので、
いつどこで積乱雲が発生してもおかしくない状態。
このあと
九州四国は昼前後から本降りの雨、となりそうです。
台風はまだ丸い形を保っていて、
台風の中心付近も雲が密集しています。
このため、台風本体の雲がかかり始めると、
止みまなく降り続く恐れもあります。
そして日本海には前線の雲の帯。
まだこの間に隙間があるので、隙間のうちに備えを是非!
台風が南の海上を北上する間は、
三重や和歌山南部、徳島・高知、宮崎・鹿児島・大分に
雨雲がかかりやすいです。
日曜朝までに、最も大雨が予想されているのが四国。
土曜朝までに300ミリ、
日曜朝までに400~600ミリと2日最大900ミリの予想。
次いで、九州、近畿。
土曜からは東海・関東甲信も大雨の恐れがあります。
降り続く雨だけでなく、
局地的に激しく降る雨にも要警戒!
これまでも台風の中心から離れたところで竜巻が発生したり、
雨雲の通り道ができて、局地的な豪雨に見舞われることがありました。
停電にも備えてくださいね。
九州南部はあす未明から、
次いで、九州北部・近畿・中国…と
南の方から徐々に暴風域に入っていく恐れがあります。
←奄美の予報(次第に風向きが変化しそう)
傘を差せないくらいの風が吹くこともありますから、
雨風が強いときは、なるべく外出は控えたほうが良いでしょう。
続いて海
四国の12m
次いで紀伊半島南部の10m
そのほか沖縄から伊豆諸島にかけて6~9mと
大しけの恐れ。
「台風からのうねり」はすでに広範囲に及んでいます。
海水浴は、もう危険かも。磯釣りも気をつけて。
さらに11日が満月で、
明日からは「大潮」
内海でも高潮に警戒が必要です。
台風の進路によっては、以上の予想が変わる可能性があります。
台風情報はいま、1時間ごと(50分前後)に更新中→ http://www.jma.go.jp/jp/typh/
雨雲レーダー→ http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
注警報→ http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
などをご確認の上、
交通機関の乱れにも備えて、時間に余裕を持ってお出かけください。
危ないときは控える判断を…。
それと、日本海を台風が北上する確率が高いので、
台風が過ぎた後の暑さにもご用心ください。
「こんなときに台風が来なくても」と思っている人がほとんどだと思います。
でも、ぜひ安全第一でお過ごしくださいね。