ちぎれ雲ともやもや雲が
北から南へ次々に流れていました。
彩雲も流れて行きました。
(左の大きな白い雲と
色合いの違いを比べてくださいませ)
イイことありそうな気がします。
これを見つけられたことで、イイことなのかも。
ビル風がとても冷たかったです。
3月上旬、3月らしくない寒さでした(10日間の気温平年比)。
この寒気で
本州の山沿いでは新たな雪が降り積もりました
。
群馬県みなかみ町は24時間に全国1の61センチ降って、積雪は168センチに。
宮城県栗原市の駒の湯は40㎝降って160センチに。平年の2倍で、3月して観測史上1位の深さに。
そして今朝は冷え込みも強まりました。
長野は氷点下8度、宮崎も0度まで下がりました。
大島は氷点下1度4分、新島も氷点下2度まで下がったほどです。
きのうより暖かくなります!
寒気が抜けて陽射しの温もりを味わえるでしょう。
西ほど、昨日より大幅に気温が高くなりそうです。
あすは4月並み…と一気に陽気がジャンプアップ。
あすは「今週で一番気温が高い」とされる水曜日ですから
それだけ雪解けが進んだり、
花粉が多く飛んだりするんで、
ご注意くださいね。
きょうは「すっぴん!」は福島からの放送で、「朝パチっ!」はおやすみでした。
東日本大震災から3年です。
その前日、3年前の3月10日のラジオあさいちばんは、東北地方の地震⇒福島県の津波注意報で、
放送が半分くらい中止となりました。
当時、私は気象会社で「朝のお天気ニュース(気象トピックスを120文字で4項目)」という業務も担当していて、
4項目目にこのような記事を書きました。
福島県に津波注意報(10日早朝)
今朝6時24分ごろ、宮城県内で最大震度4を観測するなど東北地方を中心にやや強い地震が発生。福島県沿岸部に津波注意報が発表された(7時半に解除)。三陸沖地震の余震は今後も注意が必要。津波注意報が発表されたら海岸や河口付近から離れ高台に避難を。
翌日の午後に大津波警報が発表される…とは思いもしなかったので、なんてのんきなこと書いちゃったんだろう…と「予期せぬこと」の怖さを痛感しました。10日の朝、NHKラジオセンターで「津波注意報が出た時のラジオの対応」を見なかったら、当時の私は、津波注意報自体を4項目目に採り上げなかったのでは…と思います。それだけ、危機感がありませんでした。
ラジオは、一つの情報しか伝えられません。通常の番組を流しながら「テロップ」や「L字画面」で他の情報を載せられないのです。
だから、津波注意報が解除されるまで番組を中断して、ひたすらアナウンサーさんが津波に注意するように呼び掛けるのです。
いつ誰が、ラジオを聴き始めるかわからないので、とにかく繰り返し…。
この3月10日にラジオについて少し発見があって、3月11日以降はラジオの力をひしひしと感じました。
私も、ラジオに携わっている一人として、誰かの役に立てたら…という気持ちで、気象情報を伝え続けました。
ラジオという限界のある情報伝達手段で、いかに防災情報を伝えるか。
それには、日ごろから、普通の天気や季節感
を皆さんと共有していくことも大切だろうな…と
気持ちを新たに今朝の仕事を終えました。
仕事が終わってヨーグルト開けたら…
蓋裏に
「ハードルは高いほどくぐりやすい。」と。
あまり肩の力を入れ過ぎてもね、
とアドバイスされた気分になりました