九州北部だけでなく、「大変」な地域が広がっています。
今朝の大雨警報(赤)や土砂災害警戒情報(赤斜線)です。
最新の状況は⇒コチラ
広い範囲に警報が出ています。
本州でも所々に非常に激しい雨を降らせる雲がかかっています。
九州北部に赤(=80ミリ超)の
地点が密集。
「また、今朝も九州北部で...」と心配になるほどの
雨の降り方だったんですが、
7時20分になったら、ご覧のようにこれまでに見たことの無いような真っ赤なエリアが拡大。
佐賀・福岡のほぼ全域で「恐怖を感じる」ような雨。
この画面を見たときに、私も「どうしよう...どう伝えたらいいんだろう?」と戸惑いました。お一人でラジオを聴いて下さっている人は、相当怖くて不安だったと思います。この雨のピークがいつまでか、とかこの雨雲が次に山口や広島に移りそうだ...とか、1分間で伝えられることを探しました。
長崎県対馬の五島市付近で約110ミリ、福岡市早良区付近で約100ミリの雨が降ったと見られ、
ニュースの映像でご覧になった方も多いかと思いますが、
川が増水したり、道路が冠水したり、土砂で被害が出たりしています。
山陽新幹線は一部区間で運転を見合わせました。
低気圧も東北地方に近づきます。
東北でも昼過ぎから激しい雨や落雷・突風に要注意。
その他、九州・四国・本州のほぼ全域に、前線の南側の非常に温かく湿った空気が流れ込んできます。
太平洋側でも局地的に激しい雨が降ることがあるでしょう。
梅雨末期の大雨です。くれぐれも安全第一で...。
そんな中、東京は晴れています。
ラジオあさいちばんの放送が終わって、8時半に戻ってきたら
南側の窓の外は「夏空」でした。
スタジオのある北側の窓は曇り空で暗かったのに...。
冷房の効いた屋内から外に出ると「あれ!?外でも冷房??」って思うほど 、涼しいくらいの空気に包まれていました。
大げさに言うと、「久しぶりの梅雨寒」でした。
昨夜の関東地方は20度を下回ったところが多くなったんです。
東京も夜中に19度9分まで下がりました。
気温が20度を下回ったのは、梅雨入りした6月14日の日中から翌15日の朝にかけてだけ。
梅雨入り初日以来のヒンヤリだったのです。
(ホントに今年の梅雨は蒸し暑い...)
朝9時の気温は26.5度。蒸し暑いようです。
千葉県内や羽田空港は30度近くまで上がっています。
まだ内陸部では20度前後で、気温の差が大きくなっています。
この原因は...
羽田空港では、南よりの風に変わって強まった途端に
気温がグッと上がりました。
練馬も、北風だった11時が26.3度⇒⇒南風に変わった12時は31.1度と、急上昇です。
...大雨の所もあるのに、
梅雨寒も一瞬で終了して、 夏空&真夏日になってしまった東京、ちょっともどかしい心境です。