これはグアム周辺の雲です。
きのうの午後までグアムにいました。
この画面で、大きな雲の塊がまとまってきた様子がわかりました。
太平洋で渦を巻いていそうな雲がみられます。
(いまは「熱帯低気圧a」として表現されています)
この雲に向かって湿った空気流れ込んでいたので、
グアム滞在中はたびたびスコールに見舞われました。
大きな入道雲から雨が降る様子がみえたり、海上の竜巻も初めて見ました。
ただひたすらのんびりしていたので、敢えてご紹介する写真は無いのですが、
晴れた時の空はまた改めて。
↓↓けさの東京の空。
空が澄んでいます。
(グアムより晴れてる...^_^;)
ちょうど「梅雨明け」の典型的な気圧配置になっています。
高気圧からフレッシュな空気が吹き下りる下降気流+南西の風で空が澄んでいるんです。
このため富士山まで見通せています。
一方で、梅雨前線が停滞する東北北部が今日の雨の中心です。
早朝は、所々で激しい雨が降りました。
明日の明け方にかけて断続的に雨が降り、
多いところで明朝までに200ミリの大雨が予想されています。
また、九州も高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の通り道で、
雨雲が局地的に発生・発達しやすくなっています。
これまで記録的な大雨が降ったところでは、特にこのあとも雨や落雷・突風にご注意ください。
前線の南側の夏の高気圧圏内の東北南部~九州・沖縄は
厳しい暑さになります。放送でも、
「梅雨明けみたいな」という表現で注意を呼び掛けたんですが、
梅雨明け直後というのは、例年、熱中症の搬送者数や重度の熱中症(命の危険にさらされるような)にかかる人が一気に増えるんです。
今年はこれまでに「猛暑日」や「湿気の多い晴れ」がほとんどないので、きょうは要警戒日です。
熱帯夜明けの祝日で屋外で過ごす人はもちろん、屋内でも危険です。
熊谷で38度、前橋と富山が36度、東北でも山形・福島で35度の予想です。
⇒金沢は10時半前に36.4度を観測しています。
無理はせず、体調をみながらお過ごしくださいね!