まるで、照明さんが仕込んでくれたかのような
見事な日の出前の空でした。
その上の空高くには、
まだ月も輝いていました。
(まだ左上が暗いのは、太陽が当たりきってないからです)
画像中央は台風24号の雲。
きのうフィリピンのミンダナオ島を横断して、
フィリピンでは大雨によって大きな災害が発生しています。
一方、日本海にはすじ状の雲。強い寒気が流れ込んでいます。
この南北の距離で、空気の質が全然違うんですね。
さらにモスクワでは大雪で60センチの積雪。20年ぶりの寒い冬になりそうとか...。
そして、この気象衛星では、ほとんど主張していないんですが、
この低気圧が、今夜から明日に急速に発達しながら北上して、
日本付近の冬型をさらに強める予想です。
まず、今朝6時の気圧は1016hPa
27時間で26hPa低下。
今年の新語・流行語大賞のトップテンに入った「爆弾低気圧」は、
24時間で24hPa気圧が下がる低気圧...とされているので、
爆弾低気圧並みの怖い低気圧です。
※ただ、気象関係の人なら皆さん感じるかもしれませんが、特に今年じゃなくても、もっと前から「爆弾低気圧」は度々メディアで使われていて、数年前にもかなり話題になった年があった気がするのにな..。
何が怖いか...というと、
←鳥取の時系列予報。西日本の日本海側(九州北部や山陰など)は今夜から急に風が強まり、
北陸以北の日本海側は、あす未明から暴風や高波に要警戒。
よく「台風が近づくと急に風が強くなって...」という注意があるときに、
「いまは全然強くないからピンとこないな~」と思っていたら、
近づいたらホントに大変なコトになる((+_+))...というパターンに似ています。
そして、その後に流れ込む寒気は、
①西日本や東日本ほど強くて、②火曜日ごろまで長居しそうです。
この寒気が流れ込む時(寒冷前線通過時)に、大気の状態が不安定になって、
にわか雨・にわか雪がありそうです。落雷や突風にご注意ください。
九州は夕方から、中国・四国・近畿・東海は今夜遅くから明朝。
関東も早ければ今夜遅くからで、広い範囲は明日の早朝が最も要注意です(今のところの予想)。
明日は日本海側を中心に、雪や風、波により交通機関が乱れる恐れがあります。
気象情報とともに交通情報にご注意ください。