天気図梅雨前線が北上しています。
このため、雨の範囲も北上中

明日にかけて、最も多く雨が予想されているのが、
九州南部と東海で250ミリ。
前線の南側で、
暖かく湿った空気が流れ込むため、
ザーッと激しく降ることもありそうです。

夜になると、被害に気付きにくかったり、
避難しにくくなるので、特に注意が必要です。

レーダー
この時間、千葉は雨が降っていません。
朝の予報は夕方から雨だったし、
これから明日の午前中にかけてが
雨のピークになりそうです。




ところで、
現在、気象に関する情報が出ているのは
大雨だけではなりません。

①西日本と北陸の日照不足
 6月下旬からの日照時間は平年の6割くらいで、
 場所によっては2割くらいのところもあります。
 長崎は平年の3割強、今月に入ってからは1割です。
 
②北海道の少雨
 北海道の日本海側や太平洋側西部では
 雨の少ない状態が続いています。
 ここ1ヶ月、室蘭は平年の12%、苫小牧は13%しか雨が降っていません。

③北海道と、東北の太平洋側の低温
 オホーツク海側や内陸では
 オホーツク海からひんやりした空気が流れ込み、
 この時期としては気温が低いと予想されています。
 網走などには低温注意報が出されています。
 東北の太平洋側は、これから10日間、気温の低い状態が続きそう。

④沖縄は台風
 台風4号が、金曜日には沖縄の東にまで進んでくる可能性も。
 波やうねりから影響が出始めそうです。

…、大雨のところと晴天で少雨のところ。
  南西諸島は連日暑いのに、北日本は低温
  台風まで近づいて…。
イロイロと注意しなけばならないことが多く
全国の天気をラジオで2~3分で伝えるのは難しいです