きょうも東京はどんより。
しかも、予想最高気温は11度で2月下旬並み。
今日は、しまわずにいたウールの服+ダウンを着てきました。

関東はこのまま曇り空が続く見込みですが、
0時半からセンバツの決勝が行われる甲子園は、
青空が広がってくる予報

きのう桜が満開になった名古屋や岐阜、広島、熊本は
午後から夜にかけて晴れお花見も楽しめそうです
でも、夜桜見物は相当寒くなりそう
名古屋は明日の朝にかけて1度まで下がる見込みです。
(昨夜、東京は13度くらいでも寒かったみたいです…。)
今夜から、上空に真冬並みの寒気が流れ込んでくる予想です。

そして、心配なのが能登半島地震の被災地。
冷たい雨やミゾレが降るような寒さになりそうです

以下、同い年だけど兄キのような同僚のお話↓

叔父さまが輪島で漆器店を営んでらっしゃるそうで、
ショーウインドーが割れるなどの被害があったそうです。

輪島塗の特徴は、下地に「地の粉」を使うこと。
この地の粉は「珪藻土(けいそうど)」の粉末。
  珪藻というプランクトンの遺骸が堆積してできた
  堆積岩が、能登半島には豊富にあるそうです。

この珪藻土は型崩れしにくいため、
漆器の下地に使うと堅牢度が高くなり
輪島塗の高品質の源にもなっています。

一方、珪藻土は風化すると、ほぐれてもろくなる…という特徴もあります。
地すべりやがけ崩れが発生しやすい地盤なんです。

能登半島は海岸線ぎりぎりまで山地が迫っているので、
山を切り崩して道路を作ったところもあり、
地震で大きな崩落が起きた場所もあったようです。

能登半島特有の土が、
地元の名産品を産み、災害にもつながってしまってしまうという相反することになってしまった…といえるかも。

今後の復旧作業などは、事故のないように進めてほしいです。
そして、避難生活では
なかなか暖を採るのも難しいかもしれませんが、
体調を崩さないようにお過ごし下さい。
週末には寒さが和らぐ見込みです