強い雨、南下しながら 東にも

きょうのお天気のポイント、
昨日の夜は、いったん日本海まで北上した前線が再び南下すること。








今朝３時半に着いたら、長崎→佐賀→福岡など次々に警報が。
その都度、私がしなければならないこと３つ、
　　警報の地域の読み方確認
　　激しい雨のアメダス地点を挙げて、読み方確認
　　土砂災害警戒情報の市町村名の読み方確認。
これが、関東ならですが、ほかの地域となると…。
パソコンの前に３冊の読み方ファイルを広げて、大慌てです。
→この一連の作業を１５秒以内に済ませないと、生放送に対応できません。

…実際に恐怖を感じるような雨に遭ってる方々への
なるべく早い＆正確な現状＆見通しをお伝えするのがお仕事

とはいえ、構成・最新情報収集・放送…
気象予報士独りですべてを担当するので、
たまに寿命が縮まる思いをします。そのヒヤヒヤも独りで消化します。

ところが、九州北部だと山下さんがご存知しかも、
アクセントまで教えていただけます。
きのうと今日は、本当に助けていただきました。


そして、次のポイント
激しい雨の範囲が東に移ること。










梅雨前線上の低気圧が、九州北部付近から、夜には東海地方に進みます。

このため、
朝は晴れてた東海から九州の太平洋側も
昼過ぎから夕方には雨が降り出し、
激しい雨に注意が必要になります。




きのうは九州北部付近だった大雨、





今朝はまだ、九州北部が中心ですが、
このあとは、南へ、東へ広がりそうです。



さて、富山の堀口君から、こんなステキな写真が届きました
夏山シーズンを前に、
「山の気象情報や天気予報」を発表するための
観測機器を設置するために
立山に行き、室堂で撮った写真だそう。
これを生で見られたのはすごい！

きょうは山開き・海開きという所も多いですが、
事故には充分ご注意ください。