出勤時から放送後にかけての様子。
都心は雨風が強く、
道路は雨に洗われていました。
低いところは5センチ以上水が溜まってて、
車は3倍くらいの高さまで水しぶきを上げて通過していきました。
西側の窓に行ったら、大きな虹が見えました。
「朝パチッ!」には、東海地方の方々から
虹が見えました~との写真が続々。
これならこちらも見えるかな?と探しに行ったのです。
地面は大きな水たまり。
グランドは池のようになっていて、
水面は強い風でさざ波が出来ていました。
大雨が降ったことを物語ってます。
下は、きのうの夜(左)、今朝早く(中)、今朝9時半(右)のレーダーの様子。
雨雲は台風の前面で発達して、足早に列島を北上しました。
本降りになってから半日くらいで記録的な大雨になりました。
最も多かったのが伊豆大島。
2:32、3:37、4:50に「記録的短時間大雨情報」が出ました。
1時間に100ミリを超えるような雨が続き、4:50までの3時間で335ミリの雨。
24時間の雨量は824ミリ。平年の10月1カ月の雨量の2倍以上、これまでで最も降った10月の月間雨量(91年の935.5ミリ)の9割近い雨が24時間で降ったことになります。
甚大な被害が出ているようです。復旧作業なども細心の注意が必要です。
そのほか、東京も12時間の雨量が218ミリ。
10月1カ月分の以上の雨が、半日で降ってしまった状態です。
記録的な大雨が降った後は、遅れて川の水かさが増すことがあります。
変わると広範囲で強い風が吹く傾向があります。
台風が持ち込んだ暖かい空気と、北から引き込む冷たい空気で、低気圧が発達するからです。
※東北地方は台風接近の昼前後と満潮の時刻が重なります。
東北の太平洋側は波の高さが10m、最高潮位が1m高くなる恐れがあります。
沿岸や河口付近は浸水にご注意ください。
今夜の天気図を見ると、北海道の東の低気圧は968hPa。
北日本はとても強い冬型の気圧配置になります。北海道は寒気も流れ込んでいて、
帯広で初雪(平年より22日、去年より33日早い)が降りました。
上札内は10時の積雪が6センチ。
北海道はあすにかけて峠を中心に積雪の恐れがあります。雪道対策をなさってください。
そして、冬型なので、山陰~九州北部の日本海側も、海風が強くて雨が断続的に降りそうです。
台風から遠くても、大雨にご注意ください。