出勤時から放送後にかけての様子。

DSCN9810.jpg午前3時ごろ、

都心は雨風が強く、

道路は雨に洗われていました。

低いところは5センチ以上水が溜まってて、

車は3倍くらいの高さまで水しぶきを上げて通過していきました。

 

 

DSCN9818.jpg「すっぴん!」の放送が終わって、

西側の窓に行ったら、大きな虹が見えました。

「朝パチッ!」には、東海地方の方々から

虹が見えました~との写真が続々。

これならこちらも見えるかな?と探しに行ったのです。

 

 

 

DSCN9817.jpg天は晴れてきたけれど、

地面は大きな水たまり

グランドは池のようになっていて、

水面は強い風でさざ波が出来ていました。

大雨が降ったことを物語ってます。

 

 

下は、きのうの夜(左)、今朝早く(中)、今朝9時半(右)のレーダーの様子。

201310152000-00.png 201310160620-00.png201310160930-00.png 

雨雲は台風の前面で発達して、足早に列島を北上しました。

本降りになってから半日くらいで記録的な大雨になりました。

 

pre1h_mx00131016.pngpre24h_mx00131016.png1時間雨量と24時間雨量

最も多かったのが伊豆大島

2:32、3:37、4:50に「記録的短時間大雨情報」が出ました。

 

1時間に100ミリを超えるような雨が続き、4:50までの3時間で335ミリの雨

24時間の雨量は824ミリ平年の10月1カ月の雨量の2倍以上、これまでで最も降った10月の月間雨量(91年の935.5ミリ)の9割近い雨が24時間で降ったことになります。

甚大な被害が出ているようです。復旧作業なども細心の注意が必要です。

 

そのほか、東京も12時間の雨量が218ミリ

10月1カ月分の以上の雨が、半日で降ってしまった状態です。

記録的な大雨が降った後は、遅れて川の水かさが増すことがあります。

 

201310160900-00.png1310152124.png台風は、午後には三陸沖で温帯低気圧に変わるとみられますが、

変わると広範囲で強い風が吹く傾向があります。

台風が持ち込んだ暖かい空気と、北から引き込む冷たい空気で、低気圧が発達するからです。

 

※東北地方は台風接近の昼前後と満潮の時刻が重なります

東北の太平洋側は波の高さが10m、最高潮位が1m高くなる恐れがあります。

沿岸や河口付近は浸水にご注意ください。

 

今夜の天気図を見ると、北海道の東の低気圧は968hPa

北日本はとても強い冬型の気圧配置になります。北海道は寒気も流れ込んでいて、

帯広で初雪(平年より22日、去年より33日早い)が降りました。

上札内は10時の積雪が6センチ

北海道はあすにかけて峠を中心に積雪の恐れがあります。雪道対策をなさってください。

そして、冬型なので、山陰~九州北部の日本海側も、海風が強くて雨が断続的に降りそうです。

台風から遠くても、大雨にご注意ください。