蒸し暑くなりませんでした。
上の最高気温の分布をみると、真夏日になったのは東海甲信北陸まで。
(北陸は予想通りに前日より10度前後高くなりました)
関東地方は北東からの比較的涼しく湿った空気の影響が続きました。
①低い雲がとれず(> <)、私がいた千葉では午後も小雨がパラパラ、
②南風が吹かず...
気温は上がりませんでした。 予報、外れちゃったな...と下向きな帰り道、
「南風が吹いた房総半島では30度を超えたよ」と元同僚に教えもらって、
ちょっと上向きに。
今朝は「今日こそ南風+日ざしで暑くなる」と伝えました。
7時のアメダスでも、
ちょっと晴れ間が出ていた群馬県高崎市で、
6時は21度台だったのが、7時には26度台に。
晴れたら、急に暑くなる!と強い気持ちを持てました。
このあと青空の範囲が広くなれば、
ぐっと気温が上がるでしょう...。
すでに、西日本では晴れて強い日差しが照りつけているところが多いようです。
ラジオビタミンの「お天気あっちこっち」にも
『もう梅雨明けしたような空です』とのご投稿が
たくさん届いていました⇒コチラ。
予報士の間で「梅雨明けの目安」となる一つが、
上空5880mの等高線。以前にも番組で紹介しましたが
「ごっぱっぱ(=5880m)が現れると夏だ」と先輩方もおっしゃってて、そのごっぱっぱが、明日にかけて東北地方まで北上。梅雨前線も東北まで北上しています。
これなら梅雨明けしちゃうかも...とさきほどラジビタでもちらりとお話ししました。
(でも、5880mは明後日には南下しちゃう予想です)
このところ、北陸・近畿・四国を中心に
夜間も気温が下がらず、6月としては厳しい熱帯夜となっています。
さらに昼間、晴れると6月としては厳しい暑さになってしまいます。
きょうも熱中症にご用心ください(関東も、きょうこそ)。
昼間気温が上がると、もうひとつ注意が必要なことが...。
それがにわか雨や雷雨。
先日の21日、埼玉や千葉で激しい夕立が起きた時、都内でとった雲。
入道雲の頭にフワフワしたベレー帽みたいな雲ができていました(右の写真)。
内陸部では夕立にご注意ください。
※追記⇒九州南部、梅雨明けしました。
1955年6月24日に次いで、2番目の早さですって。