今朝は鹿児島県に記録的短時間大雨情報が出されました。
南大隅町で１時間１０７ミリの雨を観測。
これはアメダスで実際に観測されたものですが、
その他、
肝属町・錦江町・鹿屋市南部でも
約１１０ミリの雨が降ったと見られます。
１時間に１１０ミリってどんな降り方なのでしょう…。
気象庁によると、１時間に８０ミリ以上の雨を
「猛烈な雨」としていて、
人の感じるイメージでは
「息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる」
とあります。
早朝は、鹿児島県内に次々に発達した雨雲がかかって、
恐怖を感じる雨が２～３時間続いたところもありました。
このような雨が降っているときは、とにかく、
川や崖の近くには近づかないようにして、安全なところで雨が収まるのを待ってください。
雨が収まっても、上流より遅れて下流の水かさが増したりしますので、しばらくは注意が必要です。
そして、台風も心配です。
台風４号は、今朝３時には「大型で強い」勢力に発達。
あさってには沖縄本島近海に、
しあさってには九州の南に近づく予想です。
台風はまだ沖縄本島から１０００キロ以上離れていますが
風速１５メートル以上の強風域の半径が５００キロくらいと大きいのです
。あすには沖縄本島や大東島が強風域に入る可能性が大きいです。あすは沖縄本島の波の高さは最大で８ｍに達する恐れがあります。
「前線」と「台風」二つの動き、この後も要注意です。