この時間は
特に前線付近で雨雲が発達しています。
前線が停滞して＆日本海からの
雨雲の通り道になっている新潟県で雨の量が多くなっています。
新潟県の加茂市宮寄上では１０時５０分までの１時間に９３ミリの猛烈な雨を観測しました。
新潟気象台でも９時までの１時間に３８．５ミリの激しい雨が降りました。これは道路が川のようになる降り方です。
上の表に載るのは、「雨量を測るアメダスが設置されている地点」。
アメダスがない所でもっと激しい雨の降っていることもあるはず。
...という場合、レーダーの解析などをモトに
「記録的短時間大雨情報」を発表します。
左が７時４０分、
右が１０時００分ですが、
右のほうが明らかに「激しい雨のエリア」が集中しています。
この雲の下では、猛烈な雨が降っている可能性があります。
①９時半に南区付近と西蒲区付近で約８０ミリ
②１０時に（上記右のレーダーのころ）、
南区付近で約１００ミリ、加茂市付近で約９０ミリ、五泉市村松や五泉付近・田上町付近で約８０ミリ
③１０時半には西蒲区付近・三条市三条地区付近・五泉市村松付近で約１００ミリ、三条市下田地区付近で約９０ミリ
の雨が降ったとみられる...
と、３回も記録的短時間大雨情報が出されました。
雨雲はゆっくり南下しています。
このあと新潟の中越や福島県の会津でも猛烈な雨が降る恐れがあります。
今夜には前線は姿を消す予想ですが、
「前線の名残」が本州上にありそうです。
南からの湿った空気や上空の寒気の影響で
明日も本州は雲が多く、にわか雨や雷雨の所があるでしょう。
東京は「日差しジリジリのビーカンの夏空」が１７日以降ご無沙汰です。
本来なら７月最後の週末は、梅雨明け直後で夏空が広がってもイイ頃なのに...。
関東はスッキリ晴れないまま８月へと突入しちゃいそう。
晴れてほしいんだけどな...。
雨が降ったところでは引き続き土砂災害や川の増水に警戒をしつつ、
７月最後の週末、事故なく、楽しくお過ごしください★