寒気の親分、ようやく動く

日本海にとどまっていた上空の寒気の親分（中心）が
ようやく動き始めました。









気象庁のＨＰの衛星画像。左が昨日の夜、右が今夜。
日本付近を比べてみると、雲が進んできたのがわかります。
連続写真でみると、反時計回りに渦を巻きながら、
日本海から本州付近に進んできているのがわかりますよ。

反時計回りに回っているように見えるのは、
次々に雲が発生しては消えていき…の連続。
パラパラ漫画のように、雲の発生している地点がずれていくからです。










雨雲は関東の西まではまとまって近づいてくるものの、
関東山地を越えるあたりで、ばらけたり弱まっています。
きょう家を出る前に雨雲の様子を見て、
「東京もいよいよ激しい雨が降りそうだな」と思って
また”雨用のサンダル”を選んだのに、
ぜんぜん雨に遭わず、傘もほとんど差しませんでした。

でも、きょうの日中は長野や福井、滋賀などで、
６月として記録的な激しい雨の降ったところもあります。

今回の寒気では、雨雲が都心を避けているようです。
関東北部は連日、ところどころで激しい雨が降っているのに…。

でも、寒気の親分が通り過ぎるのは、明日。
明日までは、油断はできません。

特に、関東甲信地方や東海地方は、明日の朝にかけて
激しい雨の恐れアリ…と気象庁も情報を出しています。