昨年10月1日にキックオフした 就職活動支援
今回は
第六章 「卒論卒業大丈夫?」
第七章 「卒業までにするべき事」
の補足

入社前研修とは
一般的には内定者を対象とした
採用企業による内定式後から入社までの期間に
・資格取得支援(語学、金融・財務・会計・簿記、IT関連など)
・eラーニング、通信教育、課題レポート提出
・合宿研修
・職場見学、職場実習など
目的として
・研修であると同時に、内定期間中の囲い込み
・不安解消やモチベーションの維持
・入社後のOJTや研修期間の軽減
・即戦力性(受入れ部署)の選択など
そして問題となるのが
・卒業論文作成提出期間と重なるという事
基本的には卒業式までは
学生の所属はもちろん学校であり
単位取得が最優先である事は言うまでもありません
しかし第七章「卒業までにするべき事」
でも触れていますが
入社前の学生にとっては
既にビジネス戦線が始まったと言える
という事なのです

過去の事例でも
・入社前研修に消極的だった学生が入社式前に会社側との信頼関係が崩れた
・入社前期間中の資格取得のために、卒業研究が完成出来ない学生から相談を受けた
など学生の将来に関連する大きな問題である事から
学校側としても、あまり強い態度で卒論優先と言いにくい状況があるのも事実です
ではどのように対応していくべきなのか

もちろんそれぞれの採用企業・学校・学生の三者の状況により
ひとつの正解はありませんが・・・
入社前研修と学業のバランスは必ず訪れる大きな課題である事をしっかり認識し内定までに
学校(担当教授)とは
・出来れば卒業論文の骨子位はすり合せをしっかり準備しておく
・卒業論文の提出期限の確認
採用企業側とは
・内定後の入社前研修の有無及びその期間や出来れば内容とボリューム
・入社前研修参加に関して入社後の評価基準の有無
など学校側、採用企業側と確認する事が
最も重要だと確信しています

さて前回リクエストや詳細事項の確認などご連絡頂いた中で
就職活動中(最終学年)の現役学生から
「ハローワークの利用の仕方」について問合せがありましたので
次回はこの内容についてお伝えします
ではまた次回まで
