採用試験への準備と対策/面接編 | 《ブログ 》
昨年10月1日キックオフした 就職活動支援 

第二章 「今やるべき事、これからやる事」          
     「
採用試験への準備と対策

筆記試験見事通過すれば
面接試験への準備と対策になります 

前回の「筆記試験編」に続き
今回は「面接」をテーマに進めていきましょう

一次面接(人事担当)、二次面接(現場部署担当)、最終面接(役員担当)と進むのが
一般的で以下のような形式になります


1.個人面接(各ステータスで実施)
  一人の受験者に対し一人若しくは複数の面接官が対応し以下ステータスによりポイントがかわります
一次面接:エントリーシートに基づいた詳細確認で、基本的な内容や志望動機、自己PRがポイント
二次面接:志望動機や自己PRをより深く確認され社風にあうかなど一緒に働く仲間としてふさわしいかがポイント
         また圧迫面接(最後に解説します)への心構えを
最終面接:ズバリ内定を出した場合確実に承諾する人物かの見極めと将来性への期待度がポイント


2.集団面接(主に一次面接か二次面接もしくはその中間選考として)
  複数の受験者に対し2~3名の面接官が対応し、他の受験者との差別化
  十分な自己分析力と企業研究がポイント
  順番に回答していくパターンだけではなくランダムに指名されたり挙手制になる場合もあり
  何れにしても他の受験者の発言もしっかり聴いて自分なりに理解しておく事が重要
  企業側メリット:相対評価ができ、集団におけるコミュニケーション力の確認
  
3.グループディスカッション(主に二次面接もしくは一次面接後同日選考として)
    設定されたテーマに応じて数人の受験者が討論する様子を担当者がチェックする選考方法で
  メンバーがグループの中でどのような役割を担いどうやって結論をまとめて行くか
  自分に合った(得意な)役割分担を理解しておく事もポイント
  (主な役割としては)
  司会:進行役として議論の進行と流れをつくる
  書記:全員の意見を見やすくまとめて情報の共有を図る
  タイムキーパー:時間の管理をして全体の流れをコントロールする
  発表者:書記のまとめたメモを基にグループの議論の結果や成果を発表(プレゼン)する
  アイデアマン:積極的に意見を出し議論を盛り上げる  

4.ディベート(主に二次面接もしくは一次面接後同日選考として)
  あるテーマについて対立する2つのグループに分けて討論を行わせそのようすをチェックする選考方法
  自分の主張を論理的に述べ相手側を納得させられるか
  見聞の広さ矛盾点を指摘する洞察力
  反論にたいする冷静な対応などがポイント 

5.プレゼンテーション面接(主に二次面接もしくは最終面接前の事前選考として)
  事前にテーマを与えられ、自分の考えや意見を口頭による発表だけではなく
  レジュメホワイトボード模造紙OHPやパソコンを使用しプロジェクターによる
  プレゼンテーションを行う
  聞き手の立場に立って論理的に誰もが納得できる説得力のある内容が重要
  
そしてテーマにかかわらず入社への意欲を伝えられるようなプレゼンがポイント 

そして面接への準備としては・・・
話すときは「結論」から述べる
短いセンテンスで話す
コミュニケーション能力として不可欠な要素として心掛ける点
 「理論性(一貫性をもたせる)
 「柔軟性(会話の流れを理解する)
 「積極性(目的意識や探究心をアピール)
 「対面影響力(第一印象を意識する)
 「傾聴(聞き上手になる)


さらに面接会場での注意点としては・・・
遅刻やキャンセルは厳禁、万が一遅れる場合は事前に電話連絡を
・携帯電話は電源を切って鞄のなか
・企業の受付、廊下、控え室など面接前でもすでに選考は始まっています
・面接終了後も同様(面接会場、企業の玄関を出た後まで気を抜かない

では最後に「圧迫面接」についての準備と対策を追記します
面接官が意図的に答えにくい質問や受験者の回答を全面否定したり、威圧的な態度をとるなどして、
入社後の上司からのプレーシャーや取引先からのクレームへの対応力を判断する手法で
圧迫面接こそポジティブシンキングがポイント
・臨機応変に返答できるか
・鷹揚で度量はひろいか
・何事にも慌てず冷静に対処できるか
・自分の感情をコントロール(短気でキレ易いか?)できるか
逆にいえば圧迫面接に対応できる人物は即戦力性が高いと評価される
場合が多いのです



以上、面接試験への準備と対策をしっかり理解し
基本的対応が重要な事と確信しています 


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ではまた次回まで