コウノドリ2。





やっぱり…

予想通り…

子宮内胎児死亡の話でしたね…。





今日は少し見るのを考えました。


子供達は見る気満々。




本編が始まる前の予告で

「やっぱり今日はあの話なのかなぁ…」

ってボソッと呟いたら
長女がすかさず

「なに⁉どーゆー話し?」

って聞いてきて

「どーゆー話しだと思う?」

って聞いたら

「結音と緋音と同じの?」

って。




あぁ、ちゃんと分かってるんだ。
 




結局いつものように
子供達と一緒に見たけど
エコーで心拍確認できなかった辺りから
あの時の事がブワーッ!って蘇ってきて
胸がギュッ!ってなりました。





1年半前。

今回の妊婦さんの様に
入院中エコーに呼ばれて
廊下で待ってる間
知り合いの看護師さんと
どーでもいい話でキャッキャッ言ってて
ドキドキしながらエコー見たら
心臓が動いていなかった。




部屋に戻ってパパに

【赤ちゃんダメだった…ごめんね】

ってメールで送ってた。



後々メールを読み返した時
そんなメールを送った記憶が無かった。


その辺りのメールを
一切覚えていなかった。





あの妊婦さんが出産前に

【何で死んじゃったの?私が安静にしていなかったから?】

って話したシーン。



私も先生に聞いたな。

【いつも先生になるべく安静にって言われてたのに、安静にしていなかったのがいけなかったの?】

って。



勿論違うって言われたけど
今でもそれがいけなかったんじゃ…
って思ってる。





鴻鳥先生が色々調べている姿や
出産当日夫婦に頭を下げてる姿を見て
こんな先生だったら良かったな~…
って思っちゃった。



いや、決して担当の先生が悪かったとか
そーゆー事ではなくてね。
でも、こんな風に
気持ちに寄り添ってくれる先生って
やっぱ素敵だな…
なんて思ったりして
ちょっと羨ましく思ったかな。





私はもっと早い時期の出産だったから
二人を直接抱くことも出来なかったし
沐浴も出来なかったし
腐敗が進んじゃうからって
同じ部屋にも長くいられなかった。




退院するときも
あんなに沢山の看護師さんや先生達に
抱っこしてもらって
見送ってもらえて
いいなぁ~って思っちゃった。



勿論ドラマだからだろうけど
あんな風に
患者に寄り添ってくれる病院て素敵だな…
って思った。





色んな場面が自分と重なって
最後鴻鳥先生がピアノを弾くシーンで
まさかの号泣。




あぁ…あの時辛かったな~…って。






そして死産の原因。


やっぱり【不明】




四宮先生も言ってたけど
やっぱり原因は
分からない事がほとんどなんだな。





あの妊婦さんが

「赤ちゃん生まれたんですね‼」

って聞かれてたシーン。




私がちょうど陣痛の痛みに耐えてるときに
何度か部屋に来た掃除のおばさん。



出産後シャワーに行こうと部屋を出たら
入口でバッタリ。


そして

「赤ちゃん産まれたの?」




もうその瞬間涙。



なんとか笑顔を作りながらも

「死産だったの」

が精一杯の声。



あの時は辛かったな~。







最後届いたプリンに添えられていた

【おめでとう】

の言葉。




私は出産予定日が近かった
姪っ子の出産に
その言葉が言えなかった。



無事に出産を終えた姪っ子に
羨ましい気持ちしかなかった。



周りの妊娠・出産に
おめでとうなんて言葉
しばらく出なかったな。






途中出産しているシーンのCM中に
お母さんから電話が来て

「テレビ見てる?」

って。

「コウノドリでしょ?見てるよ」

って話したら

「あの時(出産の時)なんですぐに行ってあげなかったんだろうって、可哀想で可哀想で…あの時パパいたんだっけ?」

「いや、パパも仕事でいなかったよ。一人だった。」

「そうだよね…もう可哀想な事しちゃったなって…」

って泣きながら話してくれました。

「ありがとう」

って伝えるのが精一杯で
まさかのお母さんからの電話に
はい、号泣。



二人の出産の時
陣痛が始まった事はメールで伝えていたけど
私は一人で産みたかったし
陣痛が始まったって言ったら
お母さんの事だから
その日の予定を全てキャンセルして
駆けつけてくるだろうな…
って分かっていたから
メールにも

【一人で大丈夫だから。来なくていいからね】

って書いていた。




でもお母さんは
それがずっと心残りだったみたいで
前にも同じ事を言われた。




そして番組が終わってからメールしたら

「あなたは普通にお産の苦しみをしてるのに、生きて生まれてこれなかった二人に対する愛情が足りなかったって、反省しています」

って返ってきて
なんだかいたたまれない気持ちになった。



全然そんなことない。

ちゃんと二人を覚えていてくれてるだけで
私は嬉しい。

お母さんには
本当にありがとうしかない。







死産・流産なんて何であるんだろう。



みんな元気に産まれてきたらいいのに。