おはようございます。好天に恵まれた東京の祝日の朝です。
尖閣問題に続いて、メドベージェフ露大統領の国後島訪問で北方領土問題まで再燃しています。しかし、この北方領土に関してはちょっと疑念が残り、整理をしてみたいと思います。先ずはこんな記事から:
北方領土訪問に露が護衛戦闘機、自衛隊機発進で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101103-00000201-yom-int
”ロシア紙「コメルサント」は2日、メドベージェフ露大統領が1日に北方領土の国後島に小型機で飛来した際に、空軍戦闘機スホイ27が数機護衛に当たったと報じた。
国後島訪問に先立ち、大統領専用機が小型機への乗り換えのためサハリン州ユジノサハリンスクに着陸しようとした時、自衛隊機が発進したのを受けた措置だったとしている。
露側は訪問を「大統領による通常の国内視察」と位置づけていたが、戦闘機による護衛が事実とすれば、日本の対応に神経をとがらせていたことになる。”
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この報道の真偽のほどは分かりませんが、今回の露大統領の訪問はやはり唐突ですし、尖閣問題と同列に論じられるとも思えません。このブログでも時折、取り上げましたが、整理すると:
日露首脳交渉の内容は何だったか?
http://ameblo.jp/ito-hideki/entry-10270612097.html
*麻生政権時代の話ですが、一時期、いわゆる3.5島返還で解決に動くのではないか?と期待していました。
外交は日米だけではない。
http://ameblo.jp/ito-hideki/entry-10343868590.html
*政権交代、鳩山内閣成立に際して、ですが、留意すべきは露大統領は一貫して「4島返還」の放棄は求めていますが、どうも言外のニュアンスとして全部返さないとは言っていないように思われる、ことです。
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尖閣問題と同列に論じられない、というのは、正当性から言えば日本の主張は北方領土は日本の固有の領土であり、ロシアは不法占拠している、ことに疑いはない訳ですが、残念ながら実効支配ができている訳ではない、ということ。
この意味で、日本の外交に”現実的なしたたかさ”を求めるのであれば、4島返還に固執することは得策ではない、ということではないでしょうか?
私の頭の中には、やはりまだ、「あのとき、麻生首相が3.5島返還で決着つけていたならばどうだったろうか?」との疑念が残っています。