おはようございます。雲ひとつ無く晴れ上がった今朝の東京です。温かいですね。
さて、ここで提言してから(と、勝手に言い出しっぺ、の1人、のつもり
) 急展開している、2020広島・長崎オリンピック招致、ですが、
技術的には、IOCルールで単一都市開催でなくてはならない、とのことで技術的な課題として取り上げられているようです。
これに対して元・代議士のブログでは「なら、広島と長崎で(県越境)合併すればいい」との記述があり。。。
”何て安易な発想!” ・・ だから落選するんだよ(と、また自分のことを棚に上げる
) と憤慨したのでした。尤も、当選している現役代議士も恐らく発想力的には似たり寄ったりかな?とも思う訳ですが。。。
当然のことですが平成・市町村合併狂想曲でも見た通り、実際の自治体の合併には様々なハードルがある訳で、ましてや前例の無い、県越境ともなれば、相当の地方自治法上の障壁が予想されます。2020立候補するためには2013年にはIOCでの決定をしなくてはならない訳ですから、とてもじゃないけれども時間が足りる筈が無い(仮に両市の合併が適切であるにせよ)。
という訳で、現実的には以下のように提言してみたいと思います:
広島・長崎特別市 の 創設
これは出来れば特別立法で、難しければ、いわゆる 『特区申請』 で出来ないかと思うのですが;
- 地方自治法上の 地方公共団体 としては現在のまま、広島県広島市、長崎県長崎市、のままで、
- 一部の機能(五輪招致に係る機能、もう少し広げて、産業・観光振興機能)を両市統一の部局に委ねる(簡単に言えば一部の合併)
- これにより、例えば五輪招致に係る費用の助成について、国から「特別市」への直接交付を可能にする。
ということが考えられます。余りいい例えではないかもしれませんが、米国のワシントンDCのような、特別行政区、です。
また、簡便のために広島・長崎、としていますが、実際の被爆地、という意味では広島市・長崎市に限定されるものではなく周縁の自治体にも拡大すべきところがあるでしょう。こうした地域も特別市に参加することで、広域的な取り組みが可能となります。
如何でしょうか?