本当か?とかなり懐疑的にならざるを得ないものの、こういう公式見解の発表は心理的に好影響を及ぼす可能性もあり。。
世界経済、10年に3%成長=不況は終結へ、新興国がけん引-IMF見通し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091001-00000101-jij-int
”国際通貨基金(IMF)は1日、世界経済見通し(WEO)を公表し、2010年の世界全体の成長率が3.1%のプラス成長に回復するとの予測を明らかにした。今年7月の前回予想からは0.6ポイントの上方修正となる。09年についてもマイナス1.1%と前回予想から改善。世界を揺るがせた昨秋の「リーマン・ショック」から1年余りを経て、IMFは「世界同時不況は終わりつつある」と宣言した。
日本の成長率は09年がマイナス5.4%と前回予想を0.6ポイント上方修正する一方、10年はプラス1.7%で据え置いた。危機の震源地である米国は09年のマイナス2.7%から10年は1.5%、ユーロ圏はマイナス4.2%から0.3%と、いずれもプラス成長に回復。ただ、失業率の上昇を背景に先進国の経済成長は「2010年を通じて緩慢なものとなる」とした。
先進国とは対照的に、新興・途上国の成長率は09年に1.7%、10年に5.1%と急速に加速する。特に中国は8.5%、9.0%と2ケタ成長をうかがうまでに回復する見込みで、IMFはインドを含めたアジア新興国にけん引されて「世界経済は再び拡大に向かっているようだ」との認識を示した。景気の急速な回復見通しを踏まえ、これらの国では「先進国よりも早期に金融緩和策の解除を始めるのが適当になるかもしれない」とし、非常時の財政・金融政策からの「出口戦略」の本格検討を促した。”
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日本の予想が今年は上方修正されながら来年が据え置かれている、というのは麻生政権下での経済対策が極めて近視眼的なものでしかない(エコカー助成などは典型例)うえに、民主党政権での経済運営が不透明なため、と言えるでしょう。
一方で、やはり頼みの綱は新興国、という状況が一層鮮明になってきています。
東京時間では今夜深夜にオリンピック開催都市が決定されます。個人的には、開催都市が何処か?は2次的な問題で、何処で開かれるにせよ、選手、特に日本選手が活躍して欲しいな、と思います。
私の公式見解を繰り返しておけば、東京招致には反対。中南米危機を乗り越え、ようやく明るい兆しが灯ったこの地域の代表としてブラジル・リオになればいいな、と思います。かなり前にはなりますが、仕事で2度ほど訪れた彼の地ですが、多くの日系人が活躍している街でもあり、日本でないなら、是非ブラジルで!と切に希望します。
2016東京、ダメになったら、2020福岡(いや、東京じゃなければ何処でもいいのだけれど)とかで挑戦して欲しいですね。