今朝、内閣府より、四半期GDP(2009年4-6月期)の改定値が出されました:
実質年2.3%増に下方修正=4~6月期GDP改定値-内閣府
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090911-00000032-jij-bus_all
”内閣府が11日発表した4~6月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は、物価変動の影響を除いた実質が前期比0.6%増、年率換算では2.3%増となり、速報値(前期比0.9%増、年率3.7%増)から下方修正された。昨年秋以降、戦後最低水準のマイナス成長が続いたが、改定値でも5四半期ぶりにプラスに転じた。”
***
今のところ、まだヘッドラインしか報道されてませんので、これだけでは『何のこっちゃ?』ですが、実際の内閣府の公表を見ると:
☆民間企業設備及び同在庫(増加)の推定値の改定
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/toukei.html#qe
によるもの、とされています。
しかし、一方で、数値データを見てみると:
「公的固定資本形成 8.1 ⇒ 7.5」
と、こちらも下方修正されているものがあり、この影響については特に触れられていません。
エコノミストなどの解説を待ちたいと思いますが、選挙前に、この(改定前の)GDP改善をもって、経済政策の実績を訴えた自民党・公明党でしたが、さて、大丈夫だったかな?との疑問が。。。
どのみち、負けたんですがね(笑)。