帝国データによると、幼稚園の経営をしていた学校法人が民事再生を申し立てたようです。園児や父兄に過大な影響が出なければいいのですが。。。




詳しいことは判りませんが、記事中の、『債権回収機関への債権譲渡』ってのが気になります。。。




http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/2993.html



学校法人草苑学園(資産の総額5億5422万円、豊島区目白3-17-11、代表太田満喜氏)は、3月23日に東京地裁に民事再生法の適用を申請していたことが判明した。

 申請代理人は福島正義弁護士(千代田区麹町3-7-4、電話03-3234-0511)ほか3名。調査委員は蓑毛良和弁護士(新宿区新宿1-8-5、電話03-3356-5251)。

 当法人は、1954年(昭和29年)5月にキリスト教系の専門学校として創立、57年2月に法人改組した学校法人。幼稚園教員育成や保育士養成を目的とした「草苑保育専門学校」、「草苑幼稚園」の経営を手がけていた。専門学校については、文部科学省より短大に準ずる教育施設の認可を得ているほか、85年に保母養成の専門学校として厚生大臣(当時)の指定も受けており、「幼稚園教諭二種免許状」「保育士証明書」「専門士」「保育専門士」の資格を取得できた。大卒者や社会人の入学も増えていたほか、卒業生の進路についても幼稚園や保育園、老人ケアセンター、託児所など100%の就職率となるなど幼稚園教員などの養成に関しては一定の評価を得ており、2004年3月期には年収入高約2億5200万円を計上していた。

 しかし、近年は少子化の影響から主力の専門学校において生徒数が減少していたほか、過大な有利子負債も負担となって財務を圧迫、過去にも債務の不履行や債権回収機関への債権譲渡、2006年11月には豊島税務署から不動産の差し押さえを受けるなど対外信用は失墜していた。経営が混乱するなか、昨夏には決済難に陥り、支え切れず今回の措置となった。

 負債は債権者数約50名に対し約8億5000万円(うち金融債務約4億円)。