昨年10月下旬に100円を割ってから、ほぼ半年ぶりに100円台をつけました。要因は・・・さて、なんでしょうね?個人的には短期的なブレと思ってますが。ユーロ/ドルでユーロが下落したために(背景にヨーロッパ景気の不透明さ)、テクニカル的にドルが一時的に回復したため、という分析です。




しかし、長期的な要因として円安要因があるとすれば、それは即ち日本経済の回復が、相対的に遅い・・・つまり米国その他に比べて遅れるという見方が出ていることを示し、これは問題ですね。。。



この間も触れましたが、原油相場も微妙(直近NYMEXでは約53ドル)な状況なので、資源高・円安による輸入インフレの進行が進むとすれば、景気低迷とあいまってスタグフレーションの兆候を示すこととなるため、要注意。。。