(所用で続きが遅れました(;^_^A)



もう一つ気になったのは次の記事です:



携帯電話 授業や部活連絡に積極活用 高知中央高「禁止」から一転

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/education/233371/




ここのところ、学校での携帯電話禁止に関して、ちょっとヒステリックとも思える全面禁止措置が続いていましたが、この高校の対応は極めて冷静なものと評価できます。




まず、携帯電話は所詮『道具』に過ぎず、それが幾つかの局面で悪い利用のされ方をしたとしても、だから道具そのものが悪い、ということにはならない。ナイフなどと違い、利用することでメリットもある道具なのであればなおのこと、となります。非常時での通話やメールによる連絡の確保(いまどき、公衆電話を見つけるのは結構、難しい!)や、位置情報。。。インターネットの利用の必要性やゲームなどは不要とも思えますが、そうした工夫さえ出来れば全面禁止は行き過ぎな印象を受けます。




そして、日本人が時折見せる、あまり好ましくない対応ですが、新規の技術や道具などに対して、”取り敢えず規制しておけ”という態度は問題です。この高校の『楠井克治校長は「携帯の進化に教育が追いついていない。自分の判断で上手に使えるように育てたい」と話している』という態度は、正しいものと思います。



あの、「竹やりで米軍を迎え撃つ」などという時代錯誤は二度と起こしてほしくないものです。