札幌(琴似、月寒)のギター教室
伊藤ギター音楽教室の伊藤博一です
今回は練習中の曲がなかなか進まない中級者向けの内容です。
この前のレッスンでこのような事がありました。
自由曲で好きな曲の練習を始めたはいいけれど2週間経っても全然進まないと生徒さんが言っていました。
先ずは実際に弾いている様子を見せて貰いました。
なるほど・・・
音は正確に取れていますが、小節が変わるタイミングでどうしても止まってしまうようです。
運指は無駄がなく修正点は特にありません。
練習が進まないため全体の1/4で止まってそこを繰り返しているようです。
私は普段新しい曲に取り掛かる時はゆっくりと丁寧に音を拾うよう伝えています。
その練習方法をとてもよく守っていたようです。
生徒さんに止まってしまう原因は何かを尋ねました。
少し考えたた後「楽譜と左手と押さえ方を確認するのに時間がかかってしまうのかもしれない」と返答がありました。
そこで「今の箇所、左手は見ないで弾く事ができます?」と伝え、左手を見ないで弾いて貰いました。
さすがレッスンに通って3年近く経ち基礎練習もしっかり行っている生徒さん、正確に押さえて弾く事ができていました。
生徒さん自身はすんなり弾けた事に少し驚いている様子でした。
試しに左手を見ず楽譜を見ながら弾くと、ゆっくりですが止まらずに弾く事ができました。
左手を確認し正確に押さえる事は勿論大切です。
しかし、できているのにいつまでも左手を見ながら弾いていると限られた練習時間ではなかなか進めなくなってしまう事があります。
暗譜を目的とする場合はあまりお勧めしない方法ですが、練習の過程である程度止まらずに弾けるようになりたいといった場合、運指の確認などが済んだら4小節や8小節、16小節といったひとまとまりを楽譜を見ながら弾いてみるのもよいです。
勿論スピードはゆっくりと!
「練習中の曲がなかなか上手く弾ける様にならない」
「もっと自由に指を動かせる様になりたい」
という方は是非一度体験レッスンに来ませんか?
現在抱えている問題の解決のヒントが得られるかもしれません。
伊藤ギター音楽教室では体験レッスンを無料で実施しております。
お問い合わせは電話やメール、下記のホームページ内のお問い合わせフォームからお願い致します。
最後まで読んで頂きありがとうございました♪