院長です。久しぶりにブログを書きます。
明日、全世界の人々全てがコロナワクチンを接種したら2か月後の感染状況はどうなるのだろうと想像してみました。
確実に感染者は減るでしょう。もしかしたら新型コロナウイルスは撲滅するかもしれません。
ウイルスとの戦いで、現在の唯一の方法はワクチンです。
医療従事者の感染者数は今年の1月と比べて5月は10分の1に減ったというデータを見ました。これは医療従事者を優先にワクチンの接種が始まり、その効果が表れていると考えられます。2回の接種で95%程度感染予防の効果のあるワクチンと言われています。
当院でもスタッフは2回接種が終わっています。
接種する前と、その後の抗体の状態を定期的に経過をみています。
そこで、接種前は↓
判定は(-)で、もちろん抗体はありません。
しかし1回目を接種して3週すると↓
しっかりと抗体ができています。
当院でのデータをみると、接種して10日~14日程度で抗体が陽性となってきているようです。
ちなみに、コロナに感染して自然に抗体が産生された方と比較してもワクチン接種を1回した人の抗体価のほうが高いことが判明しました。
2回接種の4週間経てば、かなり抗体価が高いと言われており、今週当院スタッフがそれに当たりますので抗体の検査を予定しています。
新型コロナワクチンはかなり効果が期待できると思われます。
奥州市でも高齢者の接種が進んでおり、重症化するこの世代を優先する必要性は理解できますが、若い世代への接種が最も重要だと私は思います。
若い世代のほうが行動範囲も広く、感染を拡大させるケースも多いですし、この世代の感染を予防することで経済も回していけるからです。
若い世代の接種が終わればコロナ渦は落ち着くと考えています。
『一日でも早く、一人でも多く』接種していくことが大切です。
ワクチン接種は全国民が同じ目標に向かう素晴らしい国の事業だと思います。
『一日でも早く、一人でも多く』を目指せば明るい未来があると信じて、今が頑張り時だと思っています。
今週末は700人以上接種します!!