奥州市の地名ふたたび | いとうファミリークリニック公式ブログ

いとうファミリークリニック公式ブログ

岩手県奥州市江刺の内科・小児科・皮膚科・美容皮膚科
赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで
家族みんなの健康と明るい笑顔を支えます

以前天竺老婆のブログをかきましたが

また風情な地名をみつけてしまいました。
うたよみ。
むむぅ。

気になって郵便番号一覧で奥州市の地名をざっと見てみました。
江刺区玉里、藤里、米里は序の口でした。

衣川区 天土、岩の上、月山、夏秋、夏梨(梨がとれるんでしょうか)西風山(これでナレヤマと読む!)長袋、長嚢(前の長袋と同じ読み方のナガブクロ。)長嚢の嚢は皮膚科では嚢腫(のうしゅ)というできものの名前で使うことがあり、私も患者さんに、嚢腫の嚢は袋という意味です、と説明するのです。ナガブクロという地名をつけたい村が2つあって、あきらめきれずに嚢の字にしたのでは!?という予想をしました。

水沢区は神様の世界っぽい
極楽、聖天、水神、大明神、斉の神、見分森
餅転(モチコロバシと読む!)

前沢区も日本昔話です。
狐石、きつね堂、蛇ノ鼻、鳥待小屋、五十人町があれば二十人町もあり、さらには二十人町裏まで。

スゴイ。おもしろい。


もう、宮沢賢治ワールドのようですね。
「おいのもりとざるもり、ぬすともり」
というお話を、実は小学校のときに学芸会でやったことがあります。小学生の学芸会でこの話を選んだ先生のセンスもすごいですね。宮沢賢治が大好きな先生で、確か卒業式の時に、雨ニモマケズ、をみなで朗読しました。
私、「丈夫ナカラダヲモチ」の担当だったかなぁ。

「おいのもりとざるもり、ぬすともり」で一体自分が何役をやったのか、どんなセリフを言ったのか、全く思い出せません。オオカミ役だったでしょうか・・・

しかしこの森、小岩井農場の北に実際にあるのですね!?

ご縁を感じました

いとうファミリークリニックの住所、
西大通りはこれらをみてしまうとごくごく普通ですが、覚えやすくて気に入っております。