実験例3 コーヒーミルの目盛の位置で、どのくらい挽き豆の粒径が変わるか その1

 

コーヒーミルで挽いた後の挽き豆の写真を掲載されている方が多いですが、微粉やシルバースキンが邪魔をして、粒豆の本当の形・大きさが判り難いです。

そこで、微粉やシルバースキンを取り除いて、粒豆の形・大きさが良く分かるようにして観察してみたいと思います。

各味は、個人の趣向の違いが大きいので、実験室が開催できるようになったら、実験にご参加いただき、自らの舌で判別していただきたいと思います。

ここは、方法論の紹介です。画像も、あえて詳細に掲載しません。実物をご自身の目でご確認ください。

 

今回のミルは、喫茶店などで最も多く見かけるタイプのミル、写真のものです。

刃は「くし刃」で、豆を割っていきながら細かくしていくタイプです。

目盛りは1~10までありますが、今回は「1」「3」「5」「7」「9」の5段階で行います。

 

5.0gずつ、5つの容器に分けました。この後ミルの目盛りを容器の数字に合わせ、順に挽いていきます。

その後、特殊な方法で、微粉・シルバースキンの大半を飛ばし、同番号のシャーレに移します。メッシュ番号は#40です。ダイソーなどで売られている、最も一般的な茶漉しの目の大きさです。

 

コーヒーミルで挽いたままの状態だと、やはり微粉・シルバースキンが邪魔をして、本来の形・粒径が判り難いです。

 

その2に続きます。