～コネタギアス STAGE92～
「ギアスという王の力は、人を孤独にする・・・少しだけ違っていたか？ なぁ？ ルルーシュ？」
ガサガサ
「・・・呼んだか？」
「そんな所にいたのか。ルルーシュ。」
「お前が勝手に埋めたんだろ。」
「そんな所にいたのね。ルルーシュ！」
「カレン！？ 何故ここに・・・。」
「ぬしは、わっちと一緒に旅をすると約束したであろう？」
（それは俺ではないと思うのだが・・・。）
「こんな所にいたのかルルーシュ！」
「スザク！ お前まで！？」
「僕にゼロは無理だよ！ 暑苦しいし、変な腰つきで踊らなくちゃいけないし、
政治とか訳分からないし！！」
「途中までは何かおかしいが、とりあえず政治のことならシュナイゼルに任せておけばいいだろ。」
「それが私もそろそろ隠居を・・・。」
「えぇ～！？」
「兄上が隠居なら私も隠居を・・・。」
「姉上まで！？」
「では私も隠居をいたします。」
「な、ナナリー！！」
「ブリタニアを放っておいてこんな所で何をやっているのですか？ このバカ兄貴。」
（いつものナナリーじゃない！？）
「あのな、ナナリー。俺は一応、ゼロに刺されたことになって・・・。」
「でも生きているではないですか。いつもの“アッー”のオチで。」
「ぐ・・・！」
（ナナリーがそんな言葉を使うなんて・・・。）
「そうだよ。おかしいよ兄さん！！」
「ろ、ロロまで！？」
「せっかくあの世で僕とハッピーエンドを迎えられる思っていたのに！！」
「いや！ それハッピーエンドじゃないから！！」
「そうよ！ どっちかというとそれは私の方だから！！」
「シャーリーまで！？」
「童貞のまま死んじゃったルルの為に、私があの世で一肌脱ごうと決心していたのに！！」
（・・・どうやって？）
「じゃあ僕も一肌脱ぐから！！」
「お、男同士だと人類が繁栄しなくなるからダメなの！！」
「いや！ この際、死んでいるんだからどっちでもいいのではないかと思うんですが！！」
「ええい！ このままだと話がややこしくなる！！」
「ルルーシュ・・・。」
「な・・・アーニャまでいたのか！」
「半ズボンはあきらめたから、今度はブルマを穿いて・・・。」
「な・・・何故！？」
「大丈夫。パンツじゃないから恥ずかしくないもん。」
「いや！ そういう問題じゃなくて！！ というか十分恥ずかしいって！！」
「でも、あの4人は恥ずかしくないと言っていた・・・。」
「え！？」
「恥ずかしくないのなら、是非履いてもらいたいねぇ。」
「ロイドさん！？」
「アハ♪ 冗談だよ。」
「アーニャ～！ 私とオレンジ畑を置いてどこへ行ったのだ～。」
「オレンジENDはどう考えてもありえないし・・・。」
「そういや俺、何で中華にいるんだ？」
「天子様・・・。」
「あの～・・・結局コネタギアスでの俺の出番って・・・。」
「ぶぅるあああ！！」
「何なんだ、このカオス状態は・・・。」
「ルルーシュ～！！！」
「も、もうやめてえええええ！！」
「・・・という訳でルルーシュ。次からコネタギアスはR2に突入だぞ。」
「R2？ ・・・って、まだ続くのかこれ！」
（そんな訳でようやくコネタギアス最終回を書き終えました。そしてR2へ続く訳ですが、
R2と言っても、コードギアスのR2だけじゃなくて、コードギアス全体で色々コネタが書ければな、
と思ってます。ただ本編の感想じゃなくなるだけです。
まぁ、ただ単に思いつきだけになるかもしれませんが、様々なコーナーも用意する予定です。
とりあえず楽しみにしていただければな、と。）