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1月始めのころ、ブログ友のspizibaraさんの記事で
この本に出会いました。

一人の小児外科(大学病院時代)の医師が、
沢山の障害(奇形)を背負った子を受け入れ愛することができるのか?!
目も見えず聞こえずミルクを飲むこともできない
脳の発達は胎児期に停止している何度も無呼吸発作を
繰返す子をわが子として受け入れることができるだろうか!?との
疑問を持ちつつ・・・

13トリソミーという短命の子を、授かった家族に寄り添いながら・・・
綴られたドキュメントです。

13トリソミーとは、13番目の染色体が3本ある染色体異常のことです。
21番目の染色体異常がダウン症です。


最初、いつもなら早く読めない私が短時間で読めるほど、
読みやすい文章と忙しいはずの医師がここまで
患者さん家族との寄り添えるのかと
感動しつつ読ませていただきました。

やがて、松永医師は重い障害をおった子でも
お風呂に入れば気持ちの良い表情を見せてくれる
意思をあらわすことができると知り衝撃を受けたようでした。


障害者だからって、何も思わないわけじゃない!
何も感じないわけじゃない!って。。。知って欲しい!
この子たちにも、ちゃんと意思があるのだと・・・
そして、その笑顔がこの子たちを育てる親にとって・・・
とても素敵なプレゼントであり、励みになるということを
知って欲しいと思います。


そして、記事にするためもう1度、読み直して
出生前診断について考えました。

これから、結婚するであろう娘が妊娠した時どうするのだろう!?
兄が自閉症の娘は、どう考えているのだろう?!と・・・

私は授かった息子を受け入れて何とかやってきたけれど?!
実際ただただ辛い今、娘に言ってやれる言葉が見つからないけれど、

とりあえず、この本を読んで出産の可能性を感じてほしいと
思いました。

是非読んで戴きたいご本です。

spitzibaraさんのブログにもっと詳しく載っていますので
合わせてお読みください。