インスタの雪景色を見ながら、やっぱり今年は寒いんだな~って思い乍ら、
今朝起きて、温度計を見たら、10度でした。
ここは南国です(*´▽`*)
四国から越してきて、10年、すっかり体も心も考え方も 南国人になってしまいました。
反対に、三重に越していった友人は言います、年取ったら暖かい地域がいいとね。
四国高松に住んでいる頃、まだまだ専業主婦時代、自己流でたのしんでいたチクチクに限界を感じた私は、トミー洋裁学院のチラシを手にしました。
ほぼ同じころに、 佐藤貴美枝先生 ニットソーイングの体験にも参加、今のカットソーの先駆けを体験、カルチャーショックを受けましたが、
今自分が学ぶことはこれではないと思い、
義母の援助もあって、トミー洋裁学院に入学、その時下の子は幼稚園でした。
畠山トミコ製図洋裁定規を購入、
これは、特許をとっている定規で、壊れたら、壊れたものを返さないと、あたらしいものが買えないほどの大切な定規でしたが、お値段も高価で、その当時7000円だったと記憶しています。
この定規をつかって、明けても暮れても、これ使う?って思うようなショールカラーの襟の製図、NO1~NO10
テーラーカラーNO1~NO9
何時になったら、縫いものができるの?て思い乍ら、製図科、初級科、研究科、専科 夢縫人を経て、終える頃には、お金の余裕もなく、ここで私の教室通いは終わりました。
が、この3年間の学びがあっての今の自分があります。
どうしてこんなことを今日書いたのか?
今日教室に来られた、Mさん、
ご自分の結納返しにお母さまが用意してくださった、ご主人用のスーツの生地を約45年ぶりに、引っ張り出し、洗濯機で洗って、品質を確認後に、ご自分用のストレートパンツをつくられました。
紳士物だけに、まだ生地の余裕があり、セットアップできるベストを作る予定ですが、
(上下完成しましたら、アップいたします。)
ご本人様、この思い出の生地で 自分が着れるものを作れたことに感動されて、私まだこれから何年教室に来られますか~?
あと10年は頑張って教室をやっていきます。
わたし66歳( =^ω^)
そうです、あのトミー洋裁学院の時間があったから、今 私自身こんな時間があるんです。感謝(*´▽`*)
教室に来られる皆さんはほとんどが、ずぶの素人ですから、自分服を作るお手伝いが出来ることで、私自身もまた達成感をいただきながら、少しづつ腕が上がる様子を共に喜べるの事に幸せを感じます。
でも、居ました、年明け早々こんな方も。
自分の着ている服から、型紙を起こし、ニット素材でチュニックを作ってこられ、
今日は先生に怒られる~って言いながら、おもむろに出してきたニットのチュニックの襟は前も後ろも くりが大きくどうすることもできないんです
怒るわけにもいかず、ほぼ出来上がっている作品を解き、前後見頃の上部をカットし、残り布で切り替えのように継ぎはぎ、
どうにか、着れるチュニックに完成しました、教室は糸くずだらけでした。
この方は、ニットソーイングから入ってこられた方なので、自分が何でもできると錯覚してしまったのだろうとおもいます。
ニットソーイングの場合、型紙に縫い代が含まれた型紙を使いますので、簡単にロックミシンを使って作品を作ることが出来ます。
最近、目に見えて上達してきた方なので、少し気が大きくなったのでしょう(笑)
今後こんな方法で作品を作るのはやめてくださいね
(勉強にはなりますが、あまりにも無鉄砲です(´;ω;`)ウゥゥ)