先日通販でフレンチTシャツを買いました。
夏物のバーゲンになっていたのでしょう、生地代にもならない価格でした。びっくり
 
購入の目的は,縫製を見てみたいのが目的。
元の価格はそこそこの価格でしたので、どの程度の縫製がされているのかを知りたい、そして自分もできるのであれば見て学びたい。照れ
教室で使っている、Tシャツの型紙もありますが、最近のトレンドもやっぱり見ておきたいしね(*´▽`*)
 
今回は、既製服のフレンチTシャツの寸法に近づけて制作してみましたが、
数点の学びを得ることが出来ました。
まずは、縫い方の順番を変えることで、仕上げが奇麗になりました。
 
次が1番のポイントですが、
襟周りって、とっても重要なところなんですが、
 
当教室のカリキュラムでは、初級の早い段階で、フレンチチュニックを制作します。
よって、超簡単に形になりますから、当然、襟ぐりの始末も超簡単な手法になります。
 
丸襟の場合はこんな感じで仕上げます。
最初のころはそれでも皆さん 出来上がると感動されるのですが、飽きてくるのも早いわけでショボーン
概ね、1年教室に参加されますと、簡単なデザインのものは作ってしまうことになります。
日常に着る、パンツ系、チュニック系、Tシャツ系、羽織物系はほぼ制作済み。
 
そこからが、それぞれの探求心の差が出てきたり、色んなデザインを見られている方は注文も多くなりますね。
 
機材の有無によって取り組み方も違ってきますが、飽きるのも早いのがニットソーイング。
その先を追及される方は、洋裁に進まれますが、洋裁は緻密さと丁寧さが要求されるので、、ニットソーイングを覚えてしまうと、時短で完成する癖がついて、雑な仕上げになってしまう傾向があります。
それぞれに長所、短所がありますね。
 
 
 
 
すこし、本題からはずれましたが、
この作品、いつもと何ら変わらない襟ぐりなんですが、
 
 
実は、後ろ襟ぐりの内側が、いつもと違います。
 
 
通常はこんな感じです。
どうして?このような仕上げがなされているのか?

 

襟ぐりの伸びを補強するため? ロックミシンの糸で襟ぐりに違和感を感じないようにロック部分に布をかぶせてある?
 
どちらとも取れますが、
今日はいい勉強をしました~。
 
ニットのものを、ロックミシン4本糸で縫い合わせて制作するソーイングは簡単、時短で制作できますが、
少しづつ、違った手法も勉強しながら、より洋裁に近い方法で制作していくのも、時間はかかりますがたのしいですね。
今は、コロナの影響で、教室もままなりません。
今のうちに新しい情報も入れながら、再開出来る日まで、端切れの始末もたのしみます。
 
昨日は、秋物の生地サンプルがとどきました。
一度は見てチェックしましたが、保留チーン
しかし、今日再度チェックし、数点の注文をしました。
いつでもまた教室が再開できるように、準備は整えておきたいと(*´▽`*)