はじまりは @kei_surf さんのツイートでした。

茅ヶ崎の某中華料理店で、後輩に遭遇。彼はかなりハゲていたのだが、いきなりふっさふさになっていました。びっくりしてそのことについて聞くと、某輸入ハゲ薬が劇的に効いて、フッサフサに生えたそうな。本当に生えるんやね~。将来ハゲても大丈夫と勇気をもらいました!


育毛、発毛というとどうもうさん臭い話が多いわけですが、
本当に薬で毛が生えるんでしょうか?
気になったので育毛の薬について調べてみました。

国内向けにしろ、輸入ものにしろ、本当に効く可能性のある薬の成分は2系統あるようです。
アメリカのFDA(米国食品医薬品局)という機関(日本の厚生労働省のようなところらしい)が認めている成分はミノキシジルフィナステリド2つだけとのこと。

AGAの薬[フィナステリド/ミノキシジル] - AGA治療薬ガイド
医学的に権威のあるアメリカの食料医薬品局(FDA)が正式に認可している有効成分は、
フィナステリドとミノキシジルの2種類しかありません。
フィナステリドは飲むタイプの内服薬で、ミノキシジルは頭皮に塗布する外用薬

そのミノキシジルはWikipedia によると

血管拡張剤の1つであり、最初は高血圧の経口薬としてのみ用いられていた。
しかし後に髪を育成し脱毛症を回復させる効果が発見され
...
大正製薬が1999年からミノキシジル成分1%のリアップとして発売開始された
...
リアップ発売前から現在までリアップよりも主成分が濃厚で
廉価である理由でロゲインの個人輸入も多く行われてきた

というものらしい。
「他の目的で飲んでたら毛が生えた」って、かなりうれしい悲鳴ですねー。
で、この成分を含む薬を調べたところ、以下の通りでした。

ミノキシジルの薬
ロゲイン => アメリカの本家
カークランド => ロゲインのジェネリック医薬品
リアップ => 日本もの

さて一方のフィナステリドについてはWikipedia いわく

抗アンドロゲン薬の1つであり、テストステロンをジヒドロテストステロンへ変換する酵素である
...

(゚Д゚)ハァ?
意味分からん。。

前立腺肥大の治療薬としてプロスカーの商品名で認可された。
しかし、その後1mg用量での研究によって、
男性型の脱毛症において毛髪の成長が見られることが明らかにされた

ほほぅ、こちらも偶然なわけですね。

男性ホルモンによる脱毛作用を抑止するものであり、
決して発毛に作用する薬ではないが、臨床試験では服用者の多くに
ある程度の発毛が認められる

どちらかというと予防なんですね、なるほど。
こちらの成分を含む薬は以下の通り。

フィナステリドの薬
プロペシア => 1錠あたり5mg
プロスカー => 1錠あたり5mg。ジェネリック医薬品
フィンペシア => 1錠あたり1mg
フィンカー => 1錠あたり1mg。ジェネリック医薬品

ふむふむ。勉強になります。

さてミノキシジルとフィナステリドですが、
例の芸人さんたちによるK-BO-BOプロジェクトでも
これらの薬をつかって育毛したのではないか?
というのが詳しい方々(2ちゃんねる育毛系の板にいる人)の定説だそうです。

毛って生えるもんなんだなー。

さて @kei_surf さんの後輩が使った薬ですが、発毛効果が高かったということで
ロゲインかカークランドなんじゃないかと推測されます。

今度聞いてみよーっと。