大学4年になって情報科学科の勉強と借金返済を両立しよう、ということでプログラミングのアルバイトをはじめました。

昼間は学校で、夜は会社でプログラミングをする生活です。その頃はほとんど何もわからない状態で、教えてくれる人もいなかったのですが、納期に追われながら、マニュアル片手に少しずつプログラムが作れるようになりました。

当時はパソコンを使える人というのが少なかったので、使える人はなんでもかんでも頼まれるという状態。
当時から付き合っていたヨメと僕で、ある会社の商品カタログを作る仕事を請け負ったことがあります。

PhotoshopもIllastratorも勉強しつつ、缶詰になって作ったっけ。
その時の報酬が確か30万円で、僕たちはそれはもう浮かれました。

そんなこんなで借金は返済しましたが、卒業したら小説家になろうと思っていた僕は就職活動はしませんでした。

つづく