日本ITサイエンスニュースまとめ

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ヤマハ銀座店の1階でデスクトップオーディオの特別展示をスタート

デスクトッブオーディオの特別展示

 ヤマハミュージックジャパンは、東京都中央区の「ヤマハ銀座店」1階において、デスクトップオーディオに特化した特別展示および売り場を同時オープンした。特別展示の期間は11月13日~30日。期間中にスペシャルイベントも開催する。

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 特別展示では「Sync My Style」をテーマとして、デスクトッブオーディオを「Active/Wear/Relax/Vivid/Smart」という5つのスタイルに分けて紹介。「NX-P100」「PDX-B11」「HPH-PRO300/500」「TSX-B72」「MCR-B142」「NX-B55」などを展示する。

 さらにスペシャルイベントとして、PDX-B11の音楽にのってキッズダンサーたちが「POP/HOUSE/TAP」のダンスパフォーマンスを披露する「ヤマハの音でダンス! ~キッズダンサーによるダンスパフォーマンス~」も開催。スケジュールは以下の通り。

●スペシャルイベント開催日程

・11月17日 第一部14:30~15:00 第二部16:00~16:30
・11月24日 第一部14:30~15:00 第二部16:00~16:30

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胸ポケットに入れたまま使えるスティック型ICレコーダー、パナソニック「RR-XP007」登場

「RR-XP007」。左からブラック、ホワイト、バイオレット、ピンク

 パナソニックは11月13日、スタイリッシュなスティック型ICレコーダー「RR-XP007」を発表した。ブラック、ホワイト、バイオレット、ピンクの4色を12月6日に発売する。価格はオープンプライス。店頭では1万1000円前後になる見込みだ。

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 本体のサイズは16(幅)×126(高さ)×14.8(奥行き)ミリ。重量は乾電池を含めて約33グラム。背面にクリップを備え、また録音スイッチが上部にあるため、胸ポケットなどに入れたまま使用できる。録音するシーンごとの設定を用意した「録音シーンセレクト」機能にも、会議や講義と並んで「ポケット」を用意した。

 「ステレオ強調録音」機能は、左右のマイク間距離の差による伝わる音の遅れを利用し、左右の音を分離・強調するというもの。ステレオ感が際だって聴こえるという。このほか、雑音を低減する「ノイズキャンセル再生」や語学学習などに役立つ「かんたんシャドーイング再生」機能も搭載。トレーニングしたいA-B区間(インデックス区間)を設定し、再生音(お手本)とほぼ同時に発声することで、英会話などのトレーニングが行える。

 内蔵メモリーは4Gバイトで、録音フォーマットは非圧縮のリニアPCMとMP3をサポート。もっとも高音質なPCM 44.1kHzでは約6時間の録音が可能だ。

 電源は単四形乾電池1本。アルカリ乾電池の場合、最大59.5時間(MP3 8kbps、モノラル)の録音が行える。また別売のニッケル水素充電池(BK-4LLB)を使用した場合には、本体のUSB端子経由でPCから充電できるという。

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3D映像も4つまで分配、テックのHDMI分配器「THDSP14D」

「THDSP14D」

 テックは、HDMI分配器「THDSP14D」を発売する。価格はオープン。店頭では7480円前後になる見込みだ。

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 1入力、4出力のHDMI分配器。HDMI 1.3bおよびHDCP1.1に対応しており、フルHD映像はもちろん、3D映像も最大で4台までのディスプレイに同時出力できる。各ポート10メートルまでのHDMIケーブルが使用可能だ。

 サイズは155(幅)×69(奥行き)×23(高さ)ミリ。重量は約270グラム。ACアダプターが付属する。

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iPhoneだけでハイレゾ音源を再生!? オンキヨー「HFプレーヤー」

「HFプレーヤー」の画面イメージ

 オンキヨーは10月24日、iOS用の音楽再生アプリ「HFプレーヤー」を公開した。無料版でiTunesの楽曲再生やイコライザー機能が利用できるほか、1000円の「HDプレーヤーパック」を購入すると、iPhone内に保存したハイレゾ音源の再生が可能になるという。

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 HDプレーヤーパック購入後の対応ファイルは、192kHz/24bitまでのWAV/FLAC、5.6MHzまでのDSDなど。ただし、iPhoneの内蔵DACでそのまま再生することはできないため、イヤフォンで聴く場合はアプリ内でPCM変換やダウンサンプリングが行われることになる。ハイレゾ音源そのもののクオリティーではないが、e-onkyo musicなどで購入したハイレゾ音源を転送するだけで再生できるメリットがある。

 「Camera Connection Kit」などを使って外部USB-DACなどへ出力することも可能で、PCM系音源は96kHzあるいは192kHz、DSDファイルもDoP(DSD over PCM flames)による出力が行える。また外部デバイスがサポートしている場合、最大192kHzのアップサンプリング機能も働くという。ただし、この方法によるデジタル出力を公式にサポートはしていないようだ。

 このほか、1万6384の個別バンドを持ち、タッチで調整できるリニアFIRイコライザーを搭載。音質劣化を抑えながら自在にコントロールできるという。さらに海外で活躍するミュージシャンが設定したイコライザー設定で音楽を聴くことができる機能も搭載。アーティスト紹介のページも用意するなど、オプション機能を充実させた。

 なお、イコライザーに処理能力が求められるため、対応端末は、iPhone 4S以降、Pod touch(第5世代以降)、iPad2以降、iPad miniとなる。OSはiOS 6以降だ。

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どんぐりのカタチにも理由がある、音茶楽の新イヤフォン「Donguri-欅(KEYAKI)」

「Donguri-欅(KEYAKI)」

 音茶楽(おちゃらく)は10月18日、飛騨高山の木工職人集団オークヴィレッジとのコラボレーションモデル第2弾として、カナル型イヤフォン「Donguri-欅(KEYAKI)」を発表した。価格は4万5150円。11月23日に発売する。

【拡大画像や他の画像】

 キャビネットは、削りだしのステンレスと木材のハイブリッド構成。木材の中でも音の伝わる速度が最も早く、響きが美しいケヤキの芯材をリアキャビネットに採用し、さらに“どんぐり”型にすることで定在波を抑制し、より自然な音質に仕上げたという。

 カナル型イヤフォンにありがちな6kHz付近のピークを抑えるため、同社が特許を持つ「トルネード・イコライザー方式」を採用。これは、音の通り道に中空状のネジ部品を設け、パイプ中央を通る第1の経路と、ネジの谷と外壁との間に設けた第2の経路で距離差をつけるというもの。バイパス(第2の経路)を通った音波の位相を反転させ、不要な音波が互いに打ち消し合うという。

 「外側の経路を通る音波が竜巻状に伝わるため、トルネード・イコライザー方式と名付けた。同時に高音域のマスキング現象も解消され、細かい音まで聞こえるようになる」(音茶楽の山岸亮社長)。

 また、山岸氏自身がソニー時代に開発した(現在は特許切れ)という音響回路「アコースティック・ターボ回路」により、低fo(最低共振周波数)と高感度を両立。この2つの技術を組み合わせて「トルネード・ターボ方式」と呼ぶ。

 ドライバーにも多くの工夫がある。タンジェンシャルレス振動板を採用した10ミリ径ダイナミック型ドライバーには、400kJ/m3の強力なネオジムマグネットを採用。プレートとヨークには銅メッキを施した電磁純鉄を用い、強力な磁気回路を構成した。ボイスコイルにはCCAW線を採用し、200ミリワットの高耐入力を実現。なお、再生周波数は5〜3万Hzで、インピーダンスは18オーム、感度は106dBとなっている。

 コンプライフォームイヤーチップや専用の収納トレイなどが付属する。ちなみに収納トレイは従来の“お茶缶”ではなく、木製の枡型となっている。

 同社では、10月26日、27日に東京・青山で開催される「秋のヘッドフォン祭2013」で「Donguri-欅(KEYAKI)」の展示と少量の先行販売を行う予定だ。

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どんぐりのカタチにも理由がある、音茶楽の新イヤフォン「Donguri-欅(KEYAKI)」

「Donguri-欅(KEYAKI)」

 音茶楽(おちゃらく)は10月18日、飛騨高山の木工職人集団オークヴィレッジとのコラボレーションモデル第2弾として、カナル型イヤフォン「Donguri-欅(KEYAKI)」を発表した。価格は4万5150円。11月23日に発売する。

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 キャビネットは、削りだしのステンレスと木材のハイブリッド構成。木材の中でも音の伝わる速度が最も早く、響きが美しいケヤキの芯材をリアキャビネットに採用し、さらに“どんぐり”型にすることで定在波を抑制し、より自然な音質に仕上げたという。

 カナル型イヤフォンにありがちな6kHz付近のピークを抑えるため、同社が特許を持つ「トルネード・イコライザー方式」を採用。これは、音の通り道に中空状のネジ部品を設け、パイプ中央を通る第1の経路と、ネジの谷と外壁との間に設けた第2の経路で距離差をつけるというもの。バイパス(第2の経路)を通った音波の位相を反転させ、不要な音波が互いに打ち消し合うという。

 「外側の経路を通る音波が竜巻状に伝わるため、トルネード・イコライザー方式と名付けた。同時に高音域のマスキング現象も解消され、細かい音まで聞こえるようになる」(音茶楽の山岸亮社長)。

 また、山岸氏自身がソニー時代に開発した(現在は特許切れ)という音響回路「アコースティック・ターボ回路」により、低fo(最低共振周波数)と高感度を両立。この2つの技術を組み合わせて「トルネード・ターボ方式」と呼ぶ。

 ドライバーにも多くの工夫がある。タンジェンシャルレス振動板を採用した10ミリ径ダイナミック型ドライバーには、400kJ/m3の強力なネオジムマグネットを採用。プレートとヨークには銅メッキを施した電磁純鉄を用い、強力な磁気回路を構成した。ボイスコイルにはCCAW線を採用し、200ミリワットの高耐入力を実現。なお、再生周波数は5〜3万Hzで、インピーダンスは18オーム、感度は106dBとなっている。

 コンプライフォームイヤーチップや専用の収納トレイなどが付属する。ちなみに収納トレイは従来の“お茶缶”ではなく、木製の枡型となっている。

 同社では、10月26日、27日に東京・青山で開催される「秋のヘッドフォン祭2013」で「Donguri-欅(KEYAKI)」の展示と少量の先行販売を行う予定だ。

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どんぐりのカタチにも理由がある、音茶楽の新イヤフォン「Donguri-欅(KEYAKI)」

「Donguri-欅(KEYAKI)」

 音茶楽(おちゃらく)は10月18日、飛騨高山の木工職人集団オークヴィレッジとのコラボレーションモデル第2弾として、カナル型イヤフォン「Donguri-欅(KEYAKI)」を発表した。価格は4万5150円。11月23日に発売する。

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 キャビネットは、削りだしのステンレスと木材のハイブリッド構成。木材の中でも音の伝わる速度が最も早く、響きが美しいケヤキの芯材をリアキャビネットに採用し、さらに“どんぐり”型にすることで定在波を抑制し、より自然な音質に仕上げたという。

 カナル型イヤフォンにありがちな6kHz付近のピークを抑えるため、同社が特許を持つ「トルネード・イコライザー方式」を採用。これは、音の通り道に中空状のネジ部品を設け、パイプ中央を通る第1の経路と、ネジの谷と外壁との間に設けた第2の経路で距離差をつけるというもの。バイパス(第2の経路)を通った音波の位相を反転させ、不要な音波が互いに打ち消し合うという。

 「外側の経路を通る音波が竜巻状に伝わるため、トルネード・イコライザー方式と名付けた。同時に高音域のマスキング現象も解消され、細かい音まで聞こえるようになる」(音茶楽の山岸亮社長)。

 また、山岸氏自身がソニー時代に開発した(現在は特許切れ)という音響回路「アコースティック・ターボ回路」により、低fo(最低共振周波数)と高感度を両立。この2つの技術を組み合わせて「トルネード・ターボ方式」と呼ぶ。

 ドライバーにも多くの工夫がある。タンジェンシャルレス振動板を採用した10ミリ径ダイナミック型ドライバーには、400kJ/m3の強力なネオジムマグネットを採用。プレートとヨークには銅メッキを施した電磁純鉄を用い、強力な磁気回路を構成した。ボイスコイルにはCCAW線を採用し、200ミリワットの高耐入力を実現。なお、再生周波数は5〜3万Hzで、インピーダンスは18オーム、感度は106dBとなっている。

 コンプライフォームイヤーチップや専用の収納トレイなどが付属する。ちなみに収納トレイは従来の“お茶缶”ではなく、木製の枡型となっている。

 同社では、10月26日、27日に東京・青山で開催される「秋のヘッドフォン祭2013」で「Donguri-欅(KEYAKI)」の展示と少量の先行販売を行う予定だ。

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「Donguri-欅(KEYAKI)」

 音茶楽(おちゃらく)は10月18日、飛騨高山の木工職人集団オークヴィレッジとのコラボレーションモデル第2弾として、カナル型イヤフォン「Donguri-欅(KEYAKI)」を発表した。価格は4万5150円。11月23日に発売する。

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 キャビネットは、削りだしのステンレスと木材のハイブリッド構成。木材の中でも音の伝わる速度が最も早く、響きが美しいケヤキの芯材をリアキャビネットに採用し、さらに“どんぐり”型にすることで定在波を抑制し、より自然な音質に仕上げたという。

 カナル型イヤフォンにありがちな6kHz付近のピークを抑えるため、同社が特許を持つ「トルネード・イコライザー方式」を採用。これは、音の通り道に中空状のネジ部品を設け、パイプ中央を通る第1の経路と、ネジの谷と外壁との間に設けた第2の経路で距離差をつけるというもの。バイパス(第2の経路)を通った音波の位相を反転させ、不要な音波が互いに打ち消し合うという。

 「外側の経路を通る音波が竜巻状に伝わるため、トルネード・イコライザー方式と名付けた。同時に高音域のマスキング現象も解消され、細かい音まで聞こえるようになる」(音茶楽の山岸亮社長)。

 また、山岸氏自身がソニー時代に開発した(現在は特許切れ)という音響回路「アコースティック・ターボ回路」により、低fo(最低共振周波数)と高感度を両立。この2つの技術を組み合わせて「トルネード・ターボ方式」と呼ぶ。

 ドライバーにも多くの工夫がある。タンジェンシャルレス振動板を採用した10ミリ径ダイナミック型ドライバーには、400kJ/m3の強力なネオジムマグネットを採用。プレートとヨークには銅メッキを施した電磁純鉄を用い、強力な磁気回路を構成した。ボイスコイルにはCCAW線を採用し、200ミリワットの高耐入力を実現。なお、再生周波数は5〜3万Hzで、インピーダンスは18オーム、感度は106dBとなっている。

 コンプライフォームイヤーチップや専用の収納トレイなどが付属する。ちなみに収納トレイは従来の“お茶缶”ではなく、木製の枡型となっている。

 同社では、10月26日、27日に東京・青山で開催される「秋のヘッドフォン祭2013」で「Donguri-欅(KEYAKI)」の展示と少量の先行販売を行う予定だ。

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どんぐりのカタチにも理由がある、音茶楽の新イヤフォン「Donguri-欅(KEYAKI)」

「Donguri-欅(KEYAKI)」

 音茶楽(おちゃらく)は10月18日、飛騨高山の木工職人集団オークヴィレッジとのコラボレーションモデル第2弾として、カナル型イヤフォン「Donguri-欅(KEYAKI)」を発表した。価格は4万5150円。11月23日に発売する。

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 キャビネットは、削りだしのステンレスと木材のハイブリッド構成。木材の中でも音の伝わる速度が最も早く、響きが美しいケヤキの芯材をリアキャビネットに採用し、さらに“どんぐり”型にすることで定在波を抑制し、より自然な音質に仕上げたという。

 カナル型イヤフォンにありがちな6kHz付近のピークを抑えるため、同社が特許を持つ「トルネード・イコライザー方式」を採用。これは、音の通り道に中空状のネジ部品を設け、パイプ中央を通る第1の経路と、ネジの谷と外壁との間に設けた第2の経路で距離差をつけるというもの。バイパス(第2の経路)を通った音波の位相を反転させ、不要な音波が互いに打ち消し合うという。

 「外側の経路を通る音波が竜巻状に伝わるため、トルネード・イコライザー方式と名付けた。同時に高音域のマスキング現象も解消され、細かい音まで聞こえるようになる」(音茶楽の山岸亮社長)。

 また、山岸氏自身がソニー時代に開発した(現在は特許切れ)という音響回路「アコースティック・ターボ回路」により、低fo(最低共振周波数)と高感度を両立。この2つの技術を組み合わせて「トルネード・ターボ方式」と呼ぶ。

 ドライバーにも多くの工夫がある。タンジェンシャルレス振動板を採用した10ミリ径ダイナミック型ドライバーには、400kJ/m3の強力なネオジムマグネットを採用。プレートとヨークには銅メッキを施した電磁純鉄を用い、強力な磁気回路を構成した。ボイスコイルにはCCAW線を採用し、200ミリワットの高耐入力を実現。なお、再生周波数は5〜3万Hzで、インピーダンスは18オーム、感度は106dBとなっている。

 コンプライフォームイヤーチップや専用の収納トレイなどが付属する。ちなみに収納トレイは従来の“お茶缶”ではなく、木製の枡型となっている。

 同社では、10月26日、27日に東京・青山で開催される「秋のヘッドフォン祭2013」で「Donguri-欅(KEYAKI)」の展示と少量の先行販売を行う予定だ。

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「Donguri-欅(KEYAKI)」

 音茶楽(おちゃらく)は10月18日、飛騨高山の木工職人集団オークヴィレッジとのコラボレーションモデル第2弾として、カナル型イヤフォン「Donguri-欅(KEYAKI)」を発表した。価格は4万5150円。11月23日に発売する。

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 キャビネットは、削りだしのステンレスと木材のハイブリッド構成。木材の中でも音の伝わる速度が最も早く、響きが美しいケヤキの芯材をリアキャビネットに採用し、さらに“どんぐり”型にすることで定在波を抑制し、より自然な音質に仕上げたという。

 カナル型イヤフォンにありがちな6kHz付近のピークを抑えるため、同社が特許を持つ「トルネード・イコライザー方式」を採用。これは、音の通り道に中空状のネジ部品を設け、パイプ中央を通る第1の経路と、ネジの谷と外壁との間に設けた第2の経路で距離差をつけるというもの。バイパス(第2の経路)を通った音波の位相を反転させ、不要な音波が互いに打ち消し合うという。

 「外側の経路を通る音波が竜巻状に伝わるため、トルネード・イコライザー方式と名付けた。同時に高音域のマスキング現象も解消され、細かい音まで聞こえるようになる」(音茶楽の山岸亮社長)。

 また、山岸氏自身がソニー時代に開発した(現在は特許切れ)という音響回路「アコースティック・ターボ回路」により、低fo(最低共振周波数)と高感度を両立。この2つの技術を組み合わせて「トルネード・ターボ方式」と呼ぶ。

 ドライバーにも多くの工夫がある。タンジェンシャルレス振動板を採用した10ミリ径ダイナミック型ドライバーには、400kJ/m3の強力なネオジムマグネットを採用。プレートとヨークには銅メッキを施した電磁純鉄を用い、強力な磁気回路を構成した。ボイスコイルにはCCAW線を採用し、200ミリワットの高耐入力を実現。なお、再生周波数は5〜3万Hzで、インピーダンスは18オーム、感度は106dBとなっている。

 コンプライフォームイヤーチップや専用の収納トレイなどが付属する。ちなみに収納トレイは従来の“お茶缶”ではなく、木製の枡型となっている。

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