今までの人生で親友に近い存在だったのは4人で、牧場バイトのO田、W主、高校バド部のK峰、バド仲間のY内だ。

病気になって、誰も僕に寄り付かなかったので親友ではないと思うのだが、この4人はやけに馬が合った。

共通することは、皆愉快な人だということだ。

このことからも僕の本質が愉快な人格であることは明白である。

気の合う仲間と話す喜びは、生きているというのを実感させてくれるものであった。

しかし病気の後遺症で暗い性格になった今、気の合う仲間は現れるのだろうか。

今のところ4歳の長男が親友みたいなところはある。

僕の特技は子供と同じ目線で接することが出来る点、子供が親友で良いじゃないか。

しかし外の世界にも視野を広げたいと思っており、親友と出会うというのは命題の一つともいえる。

しかし親友は作るものではなく現れるものだと思って、今は病気のリハビリに励もう。