私です。
生きてます。しっかりと元気です。
前回更新が昨年11月のハセガワVF-1回なので、半年以上ぶりでございます。
間が開いてしまったのでちょっとだけ近況報告を。
昨年の夏の暮れ、実は事故って結構な大ケガしてました。腰椎骨折したついでに鎖骨と恥骨も折れてました。
致命傷は避けることと謎に回復力が高いことに定評のある私。2週間で退院しそこから1週間で職場復帰の超スピードだったのですが、さすがに事故直後で何事もなく平常運転とはいきますまい。
デスクに向かってやや前かがみの姿勢でプラモ作業…というのが腰にクる。
ようやっとマシになってきた秋の終わりに作り掛けだったVF-1を何とか完成させましたが、まぁそれも多少しんどい思いをしつつではありました。
して。そんな状況。無理してプラモ作るのもしんどいし多分体に悪かろうということでプラモを控えてゲームで時間をつぶすために始めたのが原神。これにめちゃクソハマって今に至ります。
今となってはケガも全快。多少腰は痛むし筋力の衰えが酷いので無茶は利きませんが4月を迎える前には以前と同じようにプラモ作業ができる程度には回復していました。
しかし快復後もついつい原神にかまけていた結果、今に至る。そんな感じです。
ここ最近、原神もある程度ひと段落付いてプラモをまた再開したので約8か月ぶりに戻ってまいりました。
閑話休題。
表題の通り、今回はPLANAXのソフィア・F・シャーリングを作ったのでそちらの紹介です。
さて。PLAMAXはMAXファクトリーが展開しているプラキットシリーズなワケですが…
ソフィア・F・シャーリングって誰やねん?と思われる方もいらっしゃることでしょう。
かくいう私もそうです。良く知りません。有名なイラストレーターさんの手掛けるオリジナルキャラクターということで、何か特定の作品のキャラとかではない模様。フィギュアはこれまでに多数展開されているようです。
暇つぶしに除いていたSNSでなんか話題になっていて…偶然売っていたので買ったみたんです…ニワカで申し訳ない。
買ってみたはいいんですが、普通に定価で買ったのに約1万円。いや高っか!!
美プラの経験なんてほぼ無いけれど、こんだけ高いのならしっかり作らなきゃ勿体ないな…ということで久々にちょっとガチ目に取り掛かりました。
素組みだとこんな感じ。キットの出来はとてもいいと思います。とりあえず胸デッカって感じ。
気になる合わせ目と言えば上腕くらいのもので、ひざ上、ひざ下どちらも合わせ目出ないようなパーツ構成だし下腕も合わせ目がモールドに沿っているので処理は不要です。
事前にSNSで関節のフィッティングが渋い、ねじ切れる。と言われていたので関節部は組み立て時点で多少緩めにしておきました。しかしまぁ、肩、手首、股関節、足首なんかは確かにすぐにねじ切れそうな構造です。
特に股関節の強度がゆるゆるなので内部パーツには真鍮線を打って補強しておきました。それでもなお不安が残りますが。
上腕の合わせ目の他に、胸のパーツ沿いに合わせ目が出ます。接着してしまっても良いのですが、ここを接着するとビキニ(?)のパーツの脱着が難しくなってしまうため私はそのまま処理せず残しました。
顔や胴体等、一部パーツは塗装済み。アイプリも細かくくっきりしていて可愛いです。
表情パーツは3種類付属。塗装済みですがそれぞれに対応したデカールも付属しています。あともう一つにっこり顔?みたいなアイデカールも付属していましたが表情パーツ自体は3つしかついていないので今回は未使用です。4種類デカール付けるんならパーツも4つつけてくれませんか…?
クリアブルーのパーツが使われたサイバー感ある水着っぽい衣装。清涼感があって夏っぽいですね(?)
間違いなく顔は可愛いし、キットの出来も関節強度と可動面に課題はあれどとても高レベルだと思います。サイズも30MSやFAGと比べて大きいし高額キットなだけあって満足感はあります。胸も馬鹿デカいですしね。
まぁそのデカい胸が可動の邪魔してるんですが。これも持てる者のみの悩みと言う奴でしょうか(?)
して。ここからは製作後の写真に写ります。
まずは素体。
ウサミミつけたサイバー痴女です。
超小顔で超足長な超モデル体型。
今回の製作内容としてはキットの成型色を生かしつつ安っぽさを消す方針。
具体的にはシルバーとゴールドのパーツは成型色が安っぽくて終わってるので塗装。ホワイトのパーツは成型色ベースにパールホワイト→クリアーコートして軽く磨く。クリアブルーのパーツもブルー系のパール塗装をしてクリアーコート&研磨。肌色パーツはペール系カラーで血色を良くしたりシャドウを入れたり。最終的にはパールを入れたフラットクリアーで艶を落ち着かせています。
表情パーツは先述の通り3種類付属。もう一つにっこり顔もデカールのみ付属しますが今回は使用していません。
アイプリ奇麗だしほんのりチークも入っていていい感じ。なんだけど私の場合真ん中の不安顔は口の塗装がちょっとずれていました。まぁ現物だと写真程気にはならないので今回はプリント済みのまま使用しています。
前髪パーツの差し替えでゴーグルを下した状態にも出来ます。
濃いクリアーグリーンなのでほとんど見えませんが、目もうっすら透けて見えます。
ゴーグルパーツを外せば普通のゴーグル無し状態にもできますね。
髪の毛はシャープ過ぎない程度の造形。あまり尖らせると折れますからね。これくらいで十分っちゃ十分です。
髪の毛は成型色ベースですが毛先に向かって濃くなるようにグラデーションを入れています。パーティングラインが見えにくい成型色だったせいで処理が不十分でした。おかげでフィルタリングに使ったブラウンが一部残っちゃってて残念ポイントです。
ウサミミパーツはキットのままだと白1色(+クリアーブルーパーツ)ですし、基部も髪の毛側と一体成型なので塗り分けると密度感が増して良いですね。今気づいたけど首もとのパーツのゴールドの部分大概なことになってますね。
そしてこのキットの最大の注目ポイントがここですよ。馬鹿デカい胸。
いや、デカさならアズレン勢の私にとって実際大したことは無いんですよ。最押しのブレマートンなんてこれを軽く凌駕するデカさだし、大鳳や信濃はおそらくそれ以上ですからね?
しかしまぁ普通に考えて馬鹿デカい。しかも腰がやたら細いせいで余計にデカく見える。
腰細っそ…
キショいアングルが続いて申し訳ありませんが、残念ながら今回肌色部分は拘ったところなのでお付き合いください。
先述の通り肌色自体は成型色ベース。30MS用のペール系塗料を使用して血色の良い感じにして仕上げにフラットパールでさらっとした肌感を出しています。腹筋と胸の谷間は我ながらボチボチな仕上がりと自負しています。気持ち悪いですよね、ハイすいません…
個人的にはヒップももう少し「ドカーン!」としていても良いと思うんですけどねぇ…可動とデザインの両立が難しいってことなのでしょうか
ちなみにこのキットの弱点の一つが股関節です。構造上かなり脆いです。股関節軸というか、構成パーツのすり合わせをしっかりしないとねじ切れそうで心配なレベルなので要注意です。
足はクリアーパーツマシマシで普通にきれいです。鏡面仕上げまではしていませんが、ホワイトとクリアーブルーの部分の艶感が伝わってくれれば僥倖です。
ちなみに足首や手首の球体関節も弱そうなのですり合わせ重点でどうぞ。
あと個人的には太ももはもっと「ドカーン!」としていても良いと思うんですがね。さっきも言ったなこのくだり。
成型色ベースの部分が多い割りに、素組みと比べてだいぶ良くなってる気がしますね。質感、仕上のしかた一つで大きく変わるので、何でもかんでも全塗装すりゃ良いってもんでもないです。成型色ベースなら動かす時も気持ち的に安心して触れますしね。
腰にユニットを追加した状態。このユニットは別のパーツと組み合わせて単体でドローンとしても展示できるのですが、そっちの写真は撮り忘れました。まぁ主役は女の子やし、ドローンなんて別にええやろ?
見た目はソードビットですね。
クリアーブルーのパーツはMrクリスタルカラーのサファイアブルーを吹いたうえでクリアーコートして軽く研磨して仕上げてます。
↑ちょっとパールが入っている感じ、伝わると良いのですが…
シルバーのパーツは成型色のままだと安っぽいのでブラック下地のMrカラースーパーシルバーです。クリアーコートして最後の1層を砂吹き気味で吹くことでシルバーのツヤは少し抑えてます。
ちなみにゴールドの箇所はガイアカラーのスターブライトゴールド。もう10年以上前にWAVEのK.O.G作るとき買ったもののはずなんだけどまーだ残ってる。温存し過ぎたというか、よくまだ揮発せずに使えてるなって感じします。
武器と言うか、たぶん水鉄砲的な装備。
ディテールは凝ってます。しかし成型色ベースなのでここまで寄って撮ると透け感が気になって安っぽく見えちゃいます。
軟質素材のハンドパーツに握らせます。グリップのシルバー部分は塗装なのでここの擦れはちょっと心配。まぁそこそこ厚めにクリアーコートしてしっかり乾燥させたし早々剥げはしないと思いますが。
ちなみに胸が引っかかって正面で構えるのは困難です。もう片方の手を添えたりするのは可動範囲的にキツいところがありますね。
パーツを分解してハンドガン状態にも出来ます。ストックだけ装着したり、バレルだけ装着したり、複数パターン組み替えれます。
バレル下部にはドローンのソードビットから取り外したナイフを銃剣として装着可能。水鉄砲風のタンク?マガジン?パーツ付け忘れてるせいで普通に殺意ある武器になってしまっとる…
後述の武器と比べると取り回しが良いのでポージングはしやすいですね。ただしポージング下手な私にはそれを活かすことはできません。
背中にジョイントアーム越しにデカブツを装備したフル装備形態です。
シルエットがダブルオークアンタなんよ…おあつらえ向きにソードビットもついてるし
このデカブツは後述する複数パターン変形する複合兵装。ロマンの塊です。
中央のクリアパーツはパターンが印刷済み。こちらもデカールが付属しているので塗装派も安心です。
結構大きしそれなりに重いですが、付属のディスプレイスタンドがかなりがっちりしているので安定してディスプレイできます。
ただしジョイントアームなどの各軸はすり合わせしないと結構渋めなフィッティングなので塗装する際は要注意です。
武装形態。まずはガンモード。懸架状態からそのまま手に持たせます。
うん、これGNバスターソードっていうよりはムラマサブラスターですね。
デカい、重い。これを保持するため渋めな関節フィッティングなのかもしれません。
形態その2。ガンランスモード。側面に追加パーツとグリップパーツを、先端にクリアーパーツを装着します。
持たせ方が分からん形態No1です。格好いいので一番好きな形態ではあるんですが、ディスプレイに困ります…
格好良く構えさせるのは本体の可動範囲的に難しい…というか胸が引っかかるので無難に持たせておくくらいかな…
形態その3。ソードモード。やっぱりムラマサブラスターだこれ!
クリアーパーツが装着され柄も展伸。さらにデカく感じます。
めっちゃ奇麗で格好いい形態です。
(クリアーパーツ奇麗…)
これだけデカいと持たされる方も困るレベルです。
武器のジョイント穴に別のスタンド差し込んで支えてあげないと振り回すようなポージングは流石に無理。
ムラマサブラスター要素だけじゃなくてタクティカルアームズ要素もあるなコイツ…?
まぁ関節を労わってこんな感じで展示しておくのが吉なのかな。これならスペースも取らないし…
そして最後。ボードモード。
…アムドライバーだコレ!!
やー。アムドライバー、好きでした。当時出てた可動フィギュアの出来が良くってね…組み換えが楽しかったんですよ…
あの頃はなぁ・・・ゾイドブロックスと言い、組み換え遊びの玩具が楽しい時代でしたよねぇ…
話を戻しまして。ソードモードから柄をたたんで柄頭にクリアーパーツを装着。裏面にパーツを追加してソフィア側にもジョイント用パーツをヒールに装着してGETライド!
水着だからサーフボード…そういうことでしょうか…?
私、ちょっとジョイントのフィッティング緩くしすぎちゃったのかこの形態だと少し安定感が足りません。でも結構いろんな角度で踏ん張ってくれるのでこの形態でディスプレイするのも面白いかもしれません。
(何も言うまい…)
最後にクリアーパーツ込みでフル装備。クリアーパーツがバッチバチで見栄えが良いので、普通にこれでディスプレイすることにします。
ちなみに他の美プラと比較するとこんなサイズ感です。FAG轟雷よりも頭半分ほど大きく…
メガミデバイスのタンクちゃん(休んでる間にひっそり買ってパチ組みしてました)と比べると頭一つ分弱大きい。
30MSのリシェッタと比べれば完全に頭一つ分大きいです。
些細な差のように見えますが、全体的なボリュームで比べるとかなりのものです。
それでいて顔の大きさそのものは大差ないというかむしろ小さいまであるので超絶小顔なモデル体型です。そして馬鹿デカい胸よ。
今回の私全体的に気持ち悪いと思いますけど、こんな物作った後じゃぁ仕方がないでしょう。謹んでお詫び申し上げるとともに何卒ご容赦くださるようよろしくお願いいたします。
と、いう事で以上。PLAMAX ソフィア・F・シャーリングでした。
や、まぁ一部成型色ベースとは言え高いキットな分それなりにしっかりと作りました。美プラの経験自体薄いので不足な部分もあるとは思いますが、現時点でやれることはしっかりやれたかな、と言った感じです。
本格的にプラモ作るのは前回製作したVF-1以来数か月ぶりなので、成型色ベースと言うのもある意味リハビリにはちょうど良かったかもしれません。
先述の通り、ハマっていた原神はまだまだ継続中ではあるものの、少し落ち着いてきた感はあるのでこれからはプラモの方もボチボチ手を付けて行きたいと思っています。休んでいた間にもキットは買いあさってるわけですし。
以下オマケ。ついでにスマホで撮ったものをいくつか。
写真撮った後で言うのもアレなんですが、スマホの方が明るくて良く見えてしまう。カメラの設定って、撮ってる最中はコレで良し!って思っても後から見るとコレ違う!ってなるから難しいです。
ソフトで補正掛けるのも何かなぁ…って思っちゃいますし…本当に難しい。逆にほとんどオート設定でボチボチ良く撮れる今のスマホ凄い!って事ですね。